研究課題/領域番号 |
06282204
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
益子 高 東北大学, 薬学部, 助教授 (30157200)
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研究分担者 |
鈴木 真也 東北大学, 薬学部, 教務職員 (40196829)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1994年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | 細胞増殖関連抗原 / モノクローナル抗体 / 遺伝子クローニング |
研究概要 |
1.gp125遺伝子センストランスフェクタントを用いた解析:NIH-3T3細胞にラットgp125-HC遺伝子を導入したトランスフェクタントを樹立し、gp125蛋白の発現量と細胞増殖、アミノ酸取り込み能との間に、正の相関を見いだした。 2.gp125遺伝子アンチセンストランスフェクタントを用いた解析:デキサメサゾンにて誘導的にアンチセンス鎖を発現するトランスフェクタントを樹立し、gp125蛋白の発現を抑制した結果、細胞増殖とアミノ酸取り込みが阻害された。 3.gp125-HCに対するモノクローナル抗体:標識抗gp125-HC抗体を用いたサンドイッチELISA系にてハイブリドーマをスクリーニングし、2種類の抗体を得た。このうちの1種はヒトとラットの共通エピトープを認識し、また、従来困難だったウェスタンブロットによるgp125-HCの検出を可能とした。 4.gp125-LCに対するモノクローナル抗体:アフィニティー精製ラットgp125-LCをマウスに免疫し、gp125-LCの分子量40kDaをウェスタンブロットにて検出し得る数種類のモノクローナル抗体を作製した。免疫組織学的検索の結果、gp125-LCの組織分布はgp125-HCと類似していたが、完全には一致しなかった。 5.抗gp125-HC抗体の化学修飾:ヒトとラットのgp125-HCを各々認識するモノクローナル抗体をポリシステインとβアラニンにて酸性に化学修飾した結果、プラスチックプレート等に対する抗体の非特異結合が減少した。
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