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小産化時代の母親意識に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06301024
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関上智大学

研究代表者

目黒 依子  上智大学, 文学部, 教授 (40053631)

研究分担者 矢澤 澄子  東京女子大学, 文理学部, 教授 (00106296)
渡辺 秀樹  慶応義塾大学, 文学部, 教授 (30114721)
庄司 洋子  立教大学, 社会学部, 教授 (70139351)
村松 泰子  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30239545)
岡本 英雄  上智大学, 文学部, 教授 (20119126)
直井 道子  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (10073024)
船橋 恵子  桜美林大学, 国際学部, 助教授 (60229101)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1995年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1994年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード母親意識 / 性役割 / 意識調査 / 子育て / サンプル調査 / 東京都 / 女性 / 母性イデオロギー / 少産化時代 / ジェンダー
研究概要

本研究は少数の専門家および母親にたいするインテンシブな面接と大量の調査票をもちいた統計的調査からなる。面接調査からは、母親意識が大きく変化していることが示された。ただし、母親意識の弱体化も一方でみられる反面、母親意識をさらに強める方法への変化もみられ、多様化がみられた。
一方統計調査においては、次のような知見がえられた。男女の役割観は依然として男女を異なったものとしてとらえる傾向が強い。しかし、夫婦関係をロマンチック・ラブを基礎とするものと捉えること、性や生殖に関して女性の自主性を認めることなどは新しい傾向である。家意識は弱いが、祖母の役割については評価が分かれている。古い意識をもつものが祖母を高く評価するのでないことが示された。理想的な子供の数は2人ないし3人であるが、将来持つつもりの子供の数はこれより少ない。その理由は経済、年令、仕事などである。子育てと職業については同等と子育て優先とが半々となっている。ただし、父親についても仕事優先でなく子育てと仕事を同等に扱うべきとする。子育ての責任を母親だけに押しつけることにたいして否定的である。子育てにたいして父親が参加することは当然視しているが性役割は区別され続けている。子供に対する期待は伝統的役割意識が強い層ほど高い。子育てに関する情報は身近な人への依存度が高く、近親者や友人から情報をえているものが多い。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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