研究課題/領域番号 |
06304015
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
外村 辨一郎 京都大学, 農学部, 教授 (20026545)
|
研究分担者 |
崎山 文夫 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (40029947)
小田 順一 京都大学, 化学研究所, 教授 (50027041)
岩永 貞昭 九州大学, 理学部, 教授 (90029942)
井本 泰治 九州大学, 薬学部, 教授 (90038282)
芦田 玉一 名古屋大学, 工学部, 教授 (10029936)
|
研究期間 (年度) |
1994 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
30,400千円 (直接経費: 30,400千円)
1995年度: 15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
1994年度: 15,400千円 (直接経費: 15,400千円)
|
キーワード | タンパク質工学 / タンパク質のX線結晶解析 / タンパク質の構造 / タンパク質の耐熱安定性 / 酵素遺伝子の塩基配列 / 酵素の基質特異性 / タンパク質の化学修飾 / タンパク質のNMR / 遺伝子の塩基配列 / タンパク質の耐熱性 / タンパク質間特異的分子認識 / 部位特異的変異 |
研究概要 |
トリプシンインヒビターの単体と酵素との複合体及びリパーゼA2の立体構造をX線結晶解析により解明した(芦田)。タンパク質工学的手法によりリゾチームの高温失活機構及び構造形成過程を解析し、また、酵素反応機構の変換に成功した(井本)。血液凝固系のvlla因子結合部位の解析を行い、またカブトガニ体液の凝固に関与するプロテアーゼの活性化機構を解明した(岩永)。タンパク質工学的手法によりヘビ毒腺ホスホリパーゼA2の構造と機能を解析し、また、11種のアイソザイム遺伝子の塩基配列を解明した(大野)。X線結晶解析により、グルタチオン合成酵素並びにアスパラギン酸合成酵素の立体構造を明らかにし、反応機構を解析した(小田)。臨床治療への利用を目的として、グルタチオン合成酵素の PEGによる化学修飾の効果を解析し、また、プリンヌクレオシド代謝系酵素の遺伝子の塩基配列を解明した(木村)。1本鎖モネリンの溶液構造を多次元 NMR法により解析した(小林)。Achromobacter プロテアーゼ l のリジン残基に対する高い基質特異性の原因をタンパク質工学的に改変した酵素を用いて解明いた(崎山)。耐熱性菌のオリゴ-1,6-グルコシダーゼを対象として、プロリン残基の多重置換導入による酵素の遺積的耐熱化をタンパク質工学的手法により実証した(鈴木)。好熱菌のリジル tRNA 合成酵素遺伝子の塩基配列を解明し、また、基質 L-リジンと ATR の結合を平衡論及び速度論的に解析した(外村)。基質特異性の異なる2種のジオキシゲナーゼ間のハイブリッド酵素を作成し基質特異性の拡大に成功した(古川)。新規デキストラン誘導体及び PEG誘導体によるリゾチームの化学修飾による酵素の安定性と反応性の増大を見出した(山崎)。プロリン残基に特異性を有する微生物由来の6種のペプチダーゼを単離精製し、酵素遺伝子のクローン化、塩基配列の決定、過剰発現並びに酵素の結晶化を行った(芳本)。
|