研究課題/領域番号 |
06306014
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大学入試センター |
研究代表者 |
坂元 昂 (坂元 昴) 大学入試センター, 副, 所長・教授 (00016338)
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研究分担者 |
安達 淳 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (80143551)
坂内 正夫 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30107370)
菊川 健 放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80056001)
開原 成允 東京大学, 医学部, 教授 (30010234)
安田 靖彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40013106)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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キーワード | 情報化 / マルチメディア / NII / 技術予測 / GII / インターネット / 情報化社会 / 情報活用能力 / 技術予側 |
研究概要 |
本研究は、21世紀に実現すると期待されている高度情報化社会において、その実現過程での社会の変容を予測し、社会、特に教育、学術、文化、スポーツにどのような影響を及ぼすかを分析することを第一の目的としている。さらに、この分析を踏まえ、好ましい社会の実現のための行政上の課題を明らかにすることを第二の目的として、二年に渡って実施した。 具体的には、以下のような調査研究をまず実施した。 1.(予備調査)情報技術を中心として広い範囲で21世紀に向けた技術予測を行うための基礎資料を収集し、分析した。 2.(技術予測)収集した基礎資料を分析し、20年後において実現される個別技術の予測を、現時点からの外挿をベースに、時間軸に沿って、通信、コンピュータなどの分野での技術発展動向を調べた。 3.(需要分析)需要予測のために、教育、学術、文化、スポーツなどの分野でどのようなサービスやシステム等が望まれるかを、技術の動向も勘案して自由に検討し、望まれるサービスの原型を求めた。 4.(事例研究)研究分担者の関係する領域における高度情報化に関する動向、事例等に関する発表・報告を行い、これを事例集として、編集出版した。 以上のような調査研究を踏まえて、次の段階は行政上の課題に焦点を当てて検討した。まず中期的な観点から、初等中等教育、高等教育、特殊教育、医学教育・医療、社会教育、学術、文化、スポーツの各領域における高度情報化への取り組みについて、研究分担者がそれぞれの分野を担当して課題を調査・整理した。これらを細かく吟味しつつ問題を整理した。 次に、早急に取り組む必要のある課題を整理した。この整理の軸は「マルチメディアを利用した教育」、「人材育成」、「情報インフラの整備」の三点であり、これらの分野で問題となっている論点を課題としてまとめ、報告書を作成した。
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