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国立大学大学院の現状と今後の方向性に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06306019
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究機関新潟大学

研究代表者

榊田 久雄  新潟大学, 教育学部, 教授 (10018153)

研究分担者 藤村 正司  新潟大学, 教育学部, 助教授 (40181391)
生田 孝至  新潟大学, 教育学部, 教授 (20018823)
有本 章  広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00030437)
江原 武一  京都大学, 教育学部, 教授 (00012568)
似田貝 香門  東京大学, 文学部, 教授 (40020490)
宇賀治 正朋  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00015372)
鈴木 庄亮  群馬大学, 医学部, 教授 (40010011)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
キーワード大学改革 / 国立大学大学院 / 研究者養成 / 研究体制
研究概要

本研究は、日本の大学院が国際社会の中で,センター.オブ.エクセレンスとしての地位を獲得し,学問的立場から世界に貢献し,社会の多様なニーズに対応すべく高度な専門職業人の育成・再教育を担うなど,新しい大学院を確立するための情報を得,その指針を明示することを目的として,国立大学大学院を対象に悉皆調査を実施した。(回収率57.1%)。調査内容は,これまで果たしてきた大学院の役割,現状と課題、今後の大学院の方向性である。データは,全体の把握とともに,職階別,専攻分野別,大学類型べつにより分析がなされた。その結果,国立大学大学院と学術研究の発展及び人材養成には大きく貢献してきたが,社会や地域への貢献は少なく,今後こうした方面への強化が求められた。また,研究条件や経済的理由から学生の大学院への進学が危機的に受け止められ,若手研究者の支援の充実策が指摘された。大学院の教育に関しては,スクーリングや演習を修士課程で充実する一方,博士課程では研究会やワーク・ショップの充実が指摘され,課程による相違を見る一方で,組織についても大学院全体を充実すべきとするものや,特定分野への重点的整備を望むものなど,専攻分野によって充実すべき意見が異なり,多様な方策が必要であることが指摘された。他機関との交流や研究業績の評価,社会人の再教育のための新しい課程など,大学院制度の新しい方向も示させれた。調査結果は,報告書「国立大学大学院の現状と課題」として印刷し,関係機関に配布した。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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