研究課題/領域番号 |
06352006
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石井 武比古 東京大学, 物性研究所, 教授 (00004284)
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研究分担者 |
柿崎 明人 東京大学, 物性研究所, 助教授 (60106747)
菅 滋正 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (40107438)
加藤 義章 大阪大学, レーザー核融合研究センター, 教授 (30093397)
渡辺 誠 東北大学, 科学計測研究所, 教授 (00025397)
佐藤 繁 東北大学, 理学部, 教授 (10005796)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1994年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 真空紫外線 / 軟X線蛍光 / 軟X線分光 / 強相関電子系物質 / 光電子分光 / 表面・界面 / 自由電子レーザー / 放射光 |
研究概要 |
本研究は、真空紫外放射物理学とそれに関連する分光科学および光源技術に関し、現在我国で展開されている研究内容を整理して見直し、今後推進すべき研究の方向を検討することを目的とした。併せて、1995年8月に東京で開催される第11回真空紫外放射物理学国際会議のため企画立案の作業を行うことも目的の一つとなっていた。 この目的を実現するため、研究組織の全体会議を開催し、活動の基本方針を定めた上、三つの作業グループを編成し、各作業グループごとに研究調査活動を行った。作業グループは、光源に関するワーキンググループ、計測装置に関するワーキンググループ、研究テーマに関するワーキンググループの三種である。まず、全体的総括ではとくに、これまでに開催された真空紫外放射物理学国際会議で、放射光を用いる真空紫外、軟X線領域の分光科学のどのような新しい展開があったのかが調べられた。それを同時に、今後この分野の研究に如何なる好機が訪れるのかの見通しを行った。一方、今年8月に開催される国際会議の基本的様相を決定する招待講演や全体会議の内容について、その方向を決定する事ができ、それがプログラム委員会での議論に反映されることになった。それらは、高分解能吸収分光・発行実験、同時計数時間分解分光、偏光を利用する分光実験、原子の多電子励起状態解析、強相関電子系の電子状態研究、表面界面の電子物性、高エネルギー光領域における光化学研究、高輝度光源開発と自由電子レーザーの基礎研究が含まれている。
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