研究課題/領域番号 |
06352007
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体地球物理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平 朝彦 東京大学, 海洋研究所, 教授 (50112272)
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研究分担者 |
末広 潔 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (20133928)
笠原 順三 東京大学, 地震研究所, 教授 (70012953)
濱野 洋三 東京大学, 理学部, 教授 (90011709)
瀬川 爾朗 東京大学, 海洋研究所, 教授 (60013570)
金澤 敏彦 東京大学, 理学部, 助教授 (30114698)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | プレート運動 / プレート境界 / 日本海東縁テクトニクス / 伊豆衝突テクトニクス / 沖縄トラフ / 海底地殻変動観測 / 海底活断層探査 / 深部地殻探査 |
研究概要 |
本研究においては日本列島海域のテクトニクスの問題点を洗いだすとともに、重要な研究課題を取り上げそれらについての研究のアプローチの方法とくに研究体制と研究手法について検討を行なった。まず全体のテクトニックフレームワークについていくつかのモデルを研究した。その結果、1)日本列島の現在のテクトニクスは約200万年前から始まった。2)その要素として重要なのは日本海東縁の変形、東北日本の東西圧縮、西南日本の東西圧縮、中央構造線の右ずれ運動、沖縄トラフの拡大である。現在のテクトニクスの要因として最も重要なのは日本海東縁の圧縮テクトニクスおよび伊豆小笠原島弧の衝突テクトニクスと考えられる。したがって海域テクトニクスの主要課題として、 1)日本海東縁の変形とはどのような性質のものか(本当にプレート境界か)。 2)沖縄トラフはなぜ拡大を開始したのか。中央構造線と沖縄トラフの拡大テクトニクスの関係は。 3)伊豆・銭州変形帯の性質は何か。新しいプレート境界は誕生しているのか。 について研究すべきである。 これらの課題アプローチとしては従来の海底探査(海底地形・地質・地殻構造・地球物理探査)に加えて次の手法の導入が必要である。 1)海底地殻変動観測手法・海底活断層調査手法を確立する 2)深部地殻の反射法探査手法を確立する 3)海底地震観測を強化する 4)陸上や離島GPS観測による地殻変動・プレート運動観測とタイアップする これを効果的に実施するには大学における海底研究体制の大幅な強化が是非必要である。
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