研究課題/領域番号 |
06354021
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
堀田 凱樹 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30010036)
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研究分担者 |
香川 弘昭 岡山大学, 理学部, 教授 (10022732)
西郷 薫 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (50136454)
西田 育巧 名古屋大学, 理学部, 教授 (50107059)
岡田 益吉 筑波大学, 生物科学系, 教授 (60015534)
志村 令郎 京都大学, 理学部, 教授 (60025426)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 生体高次機能 / 遺伝子解析 / ショウジョウバエ / 線虫 / アラビドプシス / ゼブラフィシュ |
研究概要 |
特にショウジョウバエ・線虫・ゼブラフィッシュおよびアラビドプシスの3つの実験系を選び、諸外国の研究動向とわが国の現状について調査を行った。各班員の研究結果を持ちよって班会議を計3回行い、討論を行った。また、日本分子生物学会においてシンポジウムを開催し、それぞれの実験生物系の長短を比較検討した。またこの研究分野の育成にこれまでどの様な研究組織づくりの努力が行われたかを調査し、今後の領域推進方法について検討した。 その結果、次の結論を得た。(1)ショウジョウバエ重点領域の成功によって、当初は2-3の研究室しかなかったショウジョウバエの分子生物学を用いた研究が爆発的に増加し、現在ではショウジョウバエ班会議に250名が集まって、しかもその多くの研究が世界的なレベルに達するまでになった。(2)ショウジョウバエ班会議には線虫・ゼブラフィッシュなどの研究者も集まり、共通の「言語」で討論しあえるようになった。(3)今後は一人の研究者が複数の実験系を扱うか、異なった実験系の研究者が密接に協力していくことが生体高次機能の研究に必須である。(4)そのための人材をわが国の中で具体的に20-30人あげることができる。(5)さらに現在外国在住の日本人研究者で潜在的にこの分野を将来担い得る人材が多数いる。 このような研究結果を踏まえて、新たな構想で『モデル実験生物固体を用いた生体高次機能の遺伝子解析』という重点領域を早急に実現することが望ましいという結論を得た。そこで、堀田が領域研究代表者となって、(1)ボディープランの確立,(2)細胞アイデンティティーの獲得,(3)遺伝子ネットワークの構築の3計画班と公募研究からなる案を作成するべくその準備を行った。
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