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神経回路網の形成と可塑性

研究課題

研究課題/領域番号 06354024
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 神経科学一般
研究機関大阪大学

研究代表者

村上 富士夫  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (20089882)

研究分担者 森 憲作  (財)大阪バイオサイエンス研究所, 副部長 (60008563)
小幡 邦彦  岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 教授 (60013976)
御子柴 克彦  東京大学, 医科学研究所, 教授 (30051840)
遠山 正彌  大阪大学, 医学部, 教授 (40028593)
池中 一裕  岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 教授 (00144527)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード神経回路形成 / 可塑性 / 神経細胞分化 / 細胞接着因子 / 細胞移動 / シナプス形成 / サイトカイン / 遺伝子発現
研究概要

脳の機能原理を明らかにするためには、神経回路網形成とその可塑的側面を支える分子機構とそれに基づく微細構造の変化を明らかにすることが必要である。
近年の神経生物学の分野で産み出されている成果の結果、神経回路形成の現象論的理解が大きく進んだ。また細胞の分化、成長、そして伝達物質の発現に関わるサイトカイン、神経細胞の生存を左右する神経栄養因子、またさらに軸索の伸長や細胞の移動に際して発現する細胞接着因子等の同定が進み、その機能的役割が明らかにされつつある。さらにはこれらの現象の分子生物学的理解も深まりつつある。
我々は、これらの現象の実態を捉え、メカニズムを明らかにするためには、国内で個別にこの問題に取り組んでいる第一線研究者を結集し、総合的学際的に研究を推進することが必要であると考え、この分野の研究を飛躍的に発展させるため、本研究を立案、遂行した。
具体的には、神経回路網の形成とその可塑性に関わる細胞レベル、分子間相互作用を中心とする分子レベルの研究、即ち神経細胞の分化と誘導、細胞移動、伝達物質の発現、軸索の伸長又は抑制、標的の認識、シナプス形成などの現象、及びこれらの過程に関わる神経栄養因子、細胞接着因子、サイトカインなどの分子の役割に関する研究の現状、問題点、動向などを調査した。また、上記の現象の基板となる遺伝子の発現の調節及びその機構に関わる研究の現状、動向、問題点を調査した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Watanabe,E.,Hosokawa,H.,Kobayashi,H.& Murakaimi,F.: "Low density,but not high density,C6 glioma cells support dorsal root ganglion and sympathetic ganglion neurite growth." Eur.J.Neurosci.6. 1354-1361 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Kobayashi,H.,Watanabe,E.& Murakaimi,F.: "Growth cones of dorsal root ganglion and but not retina collapse and avoid oligodendrocytes in culture." Dev.Biol.(in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Song,W-J.,Okawa,K.,Kanda M.,& Murakaimi,F.,: "Perinatal development of action potential propagation in cat rubrospinal axons." J.Physiol.(Lond). (in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Katsumaru,H,Suzuki,T.,Unami,D.& Murakami.,F.: "Aoxnal growth-associated intracellular molecule in the rat central nervous system recognized by monoclonal antibody 5H." Dev.Neurosci.(in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Shirasaki,R.,Tamada,A.,Katsumata,R.& Murakami.,F.: "Guidance of cerebellofugal axons in the rat embryo:derected growth towards the floor plate and subsequent elongation along the longitudinal axis." Neuron. (in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 村上富士夫: "記憶のメカニズム。「機械の知能化」" 日刊工業新聞社(印刷中), (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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