研究課題/領域番号 |
06354031
|
研究種目 |
総合研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ウイルス学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
永井 美之 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20022874)
|
研究分担者 |
山本 直樹 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (00094053)
速水 正憲 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (40072946)
内山 卓 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (80151900)
岡本 尚 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (40146600)
足立 昭夫 京都大学, ウイルス研究所, 助教授 (90127043)
|
研究期間 (年度) |
1994
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
キーワード | エイズ研究 / エイズのウイルス学 / エイズの免疫学 / エイズ病態 / エイズ制御 / 現状分析 |
研究概要 |
平成7年度発足重点領域研究「エイズの病態と制御に関する基礎研究」を効果的に開始させ、研究期間中により高い成果が得られることを目標にエイズ研究の現状と展望に関する(1)研究討論集会(1995年1月28日)と(2)ミニシンポジウム(1995年2月18日)を企画、開催した。(1)では総括班員(含評価委員)と計画研究班員が結集し、研究代表者、各研究項目代表者による該当領域の研究の現状分析と当面の方針が提起され、非常に活発な議論が行われた。結論のひとつとして、ウイルスの細胞内及び個体レベルの複製から宿主の応答に至るまで、基礎的分子的立場から一層緻密なアプローチを行うことが確認された。(2)ではこれまでの“エイズ重点"への関与のなかった研究者で、これから積極的なエイズ研究の担い手として期待しうる若い研究者を招き、ウイルス複製と免疫応答、病態(カポジ肉腫、カリニ肺炎)の分子レベルでの研究の紹介と討論を行った。イ-ストを用いたTat結合蛋白質探索やカリニ菌の新しい変異機構など、多くの新しい切り口からのアプローチがわが国でも展開されはじめたことが明らかとなった点は大きな収穫であった。
|