研究課題/領域番号 |
06404041
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
丸茂 文昭 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (00050443)
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研究分担者 |
寺田 典生 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (30251531)
桑原 道雄 東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (60221230)
佐々木 成 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (60170677)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
40,800千円 (直接経費: 40,800千円)
1996年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1995年度: 16,800千円 (直接経費: 16,800千円)
1994年度: 19,700千円 (直接経費: 19,700千円)
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キーワード | アクアポリン / クロライドチャネル / 尿濃縮 / 腎臓 / 集合管 / 輸送体 / クロライドキャネル / 水チャネル / バゾプレゥシン / ADH / 浮腫 / 脱水 / 腎尿細管 |
研究概要 |
1)尿濃縮関連の輸送蛋白のクローニングとその構造と機能の解明。新しいチャネルとしてはCIC-5をクローニングし、これが外向き整流性のクロライドチャネルであることを確かめた。(J.Biol.Chem.271:10210-10216,1996)。またAQP6クローニング中であり、尿濃縮への関与が期待される。AQP2の構造と機能に関してはsite-directed mutagenesisにより、水通過のドメインを推定した(J.Biol.Chem.271:5171-5176,1996)。 2)尿濃縮機構の情報伝達系の解明。AQP2がvasopressin刺激のon/offにより細胞内を移動することを免疫染色で示した。AQP2遺伝子は他の水チャネル遺伝子とデノム上でクラスターを作成していることを報告し、その発現が厳しい負の調節を受けていることも明らかにした(Am.J.Physiol.271:F854-F860,1996)。またAQP3も脱水状態で腎髄質部でのmRNAと蛋白の発現が増加することより、尿濃縮に関わっていることが明確化した。 3)尿濃縮機構と臨床。本研究より明かとされてきた分子レベルでの尿濃縮機構について、その正常と異常を動物モデルで検証した。また特筆すべきこととして、腎癌のoriginをAQP2とAQP1の免疫染色で推定可能であることを証明したことがある(J.Urol.156:291-295,1996)。 このように計画は予定どうりに進展し、その成果は一流学術雑誌に発表した。
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