研究課題/領域番号 |
06404046
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 紘一 (田中 鉱一) 京都大学, 医学研究科, 教授 (20115877)
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研究分担者 |
本田 和男 京都大学, 医学研究科, 講師 (00209321)
猪俣 裕紀洋 (猪股 裕紀洋) 京都大学, 医学研究科, 助教授 (50193628)
山岡 義生 京都大学, 医学研究科, 教授 (90089102)
田中 明 京都大学, 医学部, 講師 (00240820)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
1995年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1994年度: 9,900千円 (直接経費: 9,900千円)
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キーワード | 生体肝移植 / 自己肝温存 / 門脈 / 犬 / 肝再生 / 肝容積 / ヒト / 移植肝サイズマッチング / 肝移植 / 自己肝温存同所性部分肝移植 / 肝組織酸素化 / 門脈血流量 / 生体肝移植分肝機能 |
研究概要 |
親から子への生体肝移植では親から提供される部分肝はレシピエントに対し至適のサイズとなる。これまでの実績からレシピエントの体重に対し0.8%以上の肝移植肝重量が必要であることがわかった。ところが成人間の移植では多くの症例が肝左葉を用いても、この比が0.8%以下になる。この問題を解決するため、レシピエントの病的肝の一部を切除し、切除部位に部分肝を移植する方法を開発した。動物実験では犬を用いてモデルを作成した。この結果、手技上で最も問題となったのは門脈と血流支配であった。レシピエントの残す肝臓への門脈を遮断しても、残存肝への影響は少ないことが判明した。この結果を踏まえて臨床に応用した。この手技で成人生体肝移植においてサイズミスマッチの問題は解決できた。
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