研究課題/領域番号 |
06404057
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
河邉 香月 (河邊 香月) 東京大学, 医学部(病), 教授 (20124670)
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研究分担者 |
森山 信男 東京大学, 医学部(病), 講師 (80143501)
本間 之夫 東京大学, 医学部(病), 講師 (40165626)
深澤 立 東京大学, 医学部(病), 助手 (90251305)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 18,200千円)
1995年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1994年度: 15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
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キーワード | 前立腺肥大症 / レーザー治療 / 内分泌治療 / α-アドレナリン性収縮 |
研究概要 |
本研究は4つの小研究から構成された。 1)leser照射による前立腺肥大症の治療 NdYAG laser照射による前立腺肥大症の治療効果を27列について検討した。その結果全例で症状および最大尿流率の改善を得た。 2)laser照射前立腺組織における収縮能の変化 laser照射された組織とそうでない組織について、同一固体より得た前立腺組織のα_1-adrenergic receptorの解析を行った。Bmax,Kdともほとんど変化がなく、大きな変化はないものと考えられた。 3)去勢によるratの前立腺α_1-adrenergic receptorの変化 去勢ラットの前立腺の収縮能、receptorの変化を調べた。その結果、収縮能は単位組織量あたりで約2〜3倍に増強された。前立腺分画とprazosinの結合実験ではKd,Bmaxには変化はあるものの、去勢による収縮構成以外の組織の変化が大きく、必ずしもreceptorの変化とは言い難い結果であった。 4)前立腺のα_1-adrenergic receptorの性質の解明 ヒトの前立腺組織でreceptorのsubtypeをmRNAの発現を指標に測定し、1aと1dが優位であることが示された。また加齢と受容体の関係については、老齢ラットは若齢ラットに比べて受容体数が約30%であることが示された。 以上の小研究の結果から、前立腺のα_1-adrenergic receptorは、加齢で減少し、内分泌刺激にもreceptorの変化はないが組織全体では収縮力が大きく変化するが、レーザーの温熱刺激には余り反応しないことが示された。
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