研究課題/領域番号 |
06451036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 女子栄養大学 |
研究代表者 |
松平 誠 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (50062526)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 歌 / まつり / テレビ / 民俗 / 文化 / 社会 / 地域 / 実証 |
研究概要 |
本研究は1966年4月7日から1971年3月29日に亘り放映されたNHK番組「ふるさとの歌まつり」が、地域社会の伝統行事に対する関心を広げ、地域伝統文化活性化の導因となるとともに、観光化への道を開いていった過程を分析し、TVによる地域文化の開発原理を探るための実証的調査研究である。 「ふるさとの歌まつり」が、地域文化創成に寄与するとともに、以後のTV番組による地域文化の観光化に先鞭をつけたことは、一般に知られている。それは、TVメデアによる地域文化掘り起こしの画期的な実験であると同時に、地域文化が都市化の中で変質していく契機を提供したものであった。本研究は、三年間にわたり同番組に取り上げられたすべての地域を対象として、総合的、多角的に全国的実証的調査を行なうとともに、重点的な地区について、詳細な聞き取り調査を実施し、全国約600の市町村および祝祭行事関係者の協力をえて、TVコミュニケーション時代の祝祭文化の実態を明らかにすることができた。本研究の結果、TVメディアによる地域文化掘り起こしと、都市化のなかでの地域文化が持続に関する基本的な原理を明らかにすることができ、成果は十分挙げられたと確信している。成果の詳細な内容とその具体的なデータは、添付報告論文のなかに記載してあるので、再説しないが、成果を全国の市町村に配布することによって、将来への方向付けの一端をも果たし得たと思う。
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