研究課題/領域番号 |
06451118
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
森地 茂 東京工業大学, 工学部, 教授 (40016473)
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研究分担者 |
清水 哲夫 東京工業大学, 工学部, 助手 (40272679)
浜岡 秀勝 東京工業大学, 工学部, 助手 (70262269)
岡本 直久 東京工業大学, 工学部, 助手 (70242295)
屋井 鉄雄 東京工業大学, 工学部, 助教授 (10182289)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 情報提供 / 選択行動 / 非集計行動モデル / 一般化平均概念 / 交通行動 / マーケット セブメンテーション / 異質性 / 評価構造 |
研究概要 |
本研究では、交通行動に対する情報提供の影響を分析し、情報提供下における交通需要予測を行うための手法を開発することを目的に、既存の交通行動モデルの問題点の抽出、整理を行い、その解決手法となる行動モデルについて提案をしている。 まず、個人の交通行動を表現するモデルとして非集計行動モデルに着目し、情報提供の影響分析を行うに当たってのその問題点を6点に分類、整理した。その上で、各々の問題点についてその解決手法となる新たな行動モデルの提案を行うとともに、そのうち4つについては、アンケート調査結果を用いてモデルの構築を行い、仮想的な情報提供下におけるそれらのモデルの適用性について検討した。具体的には、帰省交通を対象として(1)過去の経験による影響を考慮した行動モデル、買い物交通を対象として(2)選択肢評価属性間の代替性を考慮した行動モデル、(3)情報提供による選択肢評価属性の増加を考慮した行動モデル、(4)選択肢評価構造の多様性を考慮した行動モデル、の4つについてモデルの構築を行っている。 これらの結果から、提案した行動モデルによって先に挙げた既存行動モデルの問題点の解決が可能であることが分かるとともに、帰省交通、買い物交通について仮想的な情報提供下における交通行動の特性について知見を得ることができた。
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