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看護職におけるケースマネージメントについての検討

研究課題

研究課題/領域番号 06451130
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 看護学
研究機関千葉県立衛生短期大学

研究代表者

堀田 美鈴  千葉県立衛生短期大学, 第2看護学科, 教授 (00157083)

研究分担者 浅井 美千代  千葉県立衛生短期大学, 第1看護学科, 講師 (20212467)
筒口 由美子  千葉県立衛生短期大学, 第1看護学科, 講師 (20155419)
研究期間 (年度) 1994 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードケースマネージメント / 自己覚知 / 患者理解 / 看護事例検討 / 看護カンファレンス / 看護実践能力 / ターミナルケア / 看護基礎教育 / ノーマライゼイション / 看護者ー利用者(患者)関係 / 臨床実習指導 / 看護者-利用者(患者)関係
研究概要

高齢社会、少子社会において、看護職にとっては、利用者が必要に応じて主体的に、保健・医療・福祉の各種サービスを活用できるように支援する力量、即ち、"ケース・マネージメント"(case Management)能力が求められる。こうした社会的要請に呼応する看護職の育成に関し、3年間にわたり本研究に取り組んできた。
平成8年度は、引き続き関連文献の検討、看護事例検討・学習会の開催、セミナー参加などを行うと共に、研究者らによる看護基礎教育課程における臨床実習の「臨床カンファレンスの展開方法」、「終末期患者への看護学生の対応への支援方法」について検討した。
その結果、1)臨床カンファレンスにおいては、学生が自己の関心のありかを自覚することを通して、患者の全体像を把握する方法を明らかにした。2)終末期ケアにおいては、学生が否定的な感情を克服して患者に対応する過程で、看護チームからのサポートのされ方が大きく影響すること、とくに、臨床カンファレンスが、学生・教師を含む看護チームメンバーの担っていること、めざしていることを確認し合う場と機会として有効であることが判明した。
以上のように、本研究を通して、自己覚知・自己理解を深めることが、臨床実践能力にとって重要であると共に、ケース・マネージメントを展開する上での基本系な要素であることを明確にすることができた。

報告書

(4件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 堀田美鈴 他: "臨床看護実習における"終末期"のケア-学生が患者の"傍らにいること"を可能にする要件-" 千葉県立衛生短期大学紀要. 15・1. 41-51 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 堀田美鈴 他: "看護実践基盤の教育に関する研究-K特別養護老人ホーム宿泊実習の検討-" 千葉県立衛生短期大学紀要. 15・2. 41-50 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Misuzu Horita, Michiyo Asai: "A Study of Clinical Teaching Method for Terminal Care" Bulletin of CHIBA COLLEGE OF HEALTH SCIENCE. Vol. 15 No. 1. 41-51 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mizuno Horita, Takako Noto, Michiyo Asai: "A Study of Learning Method for Basic of Nursing" Bulletin of CHIBA COLLEGE OF HEALTH SCIENCE. Vol. 15 No. 2. 41-50 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 堀田美鈴 他: "臨床看護実習における“終末期"のケア ー学生が患者の“傍らにいること"を可能にする要件ー" 千葉県立衛生短期大学紀要. 15・1. 41-51 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田美鈴 他: "看護実践基礎の教育に関する研究 ーK特別養護老人ホーム宿泊実習の検討ー" 千葉県立衛生短期大学紀要. 15・2. 41-50 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 浅井美千代他: "臨床実習指導方法の開発に関する研究(その3)-自己表現の訓練の場としての“学内カンファレンス"-" 第26回日本看護学会集録 看護教育. 55-58 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田美鈴他: "海外におけるケースマネージメントの動向-米国オレゴン州・カリフォルニア州の老人ケアシステム研修を通して-" ヘッドナース. 121-129 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田美鈴他: "看護基礎教育課程におけるケースマネージメント能力育成に関する研究-臨床実習の“学内カンファレンス"の検討-" 千葉県立衛生短期大学紀要. 41-49 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 浅井美千代 他: "看護教師の実習指導要点の明確化に関する研究(その2)-成人看護実習における終了時の評価内容の検討を通して-" 第25回日本看護学会集録 看護教育. 130-133 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田美鈴 他: "在宅ケアのシステム化に関する検討(その1)-米国オレゴン州ポートランドの訪問看護体験を通して-" 第25回日本看護学会集録 地域看護. 104-107 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 堀田美鈴 他: "基礎教育過程におけるケースマネージメント能力育成のための実習指導に関する研究-学生の自己評価を"手掛かり"にした指導方法の検討-" 千葉県立衛生短期大学紀要. 第24号. 101-115 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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