研究課題/領域番号 |
06451132
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
奥山 修平 立命館大学, 国際関係学部, 助教授 (80257815)
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研究分担者 |
雀部 晶 立命館大学, 経営学部, 教授 (00100933)
宮下 晋吉 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (30121619)
安齋 育郎 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (40010045)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 科学史 / 技術史 / 産業革命 / シラバス / マンハッタン計画 / 科学史教育 / 技術史教育 / 科学技術史教育 |
研究概要 |
最終年度である本年は、昨年度に遂行した電子化された収集資料を構造化し、教材化する作業を主に行った。 具体的には、以下の4点に要約される。 (1)第一年度に収集した、各大学の科学史技術史関係の講義概要やシラバスをもとに、標準的講義シラバスを作製し、関連する教科書に盛り込まれるべき内容を整理したこと。 (2)対象については、前年の報告書でも述べたように、イギリス産業革命期の技術と、アメリカのマンハッタン計画に限定して、詳細な講義内容を作製し、新しいメディアの利用を試みたこと。 (3)前項のうち、マンハッタン計画に関しては、立命館大学国際平和ミュージアムにおいて特別展を開催し、成果を公にした。電子化された図版資料の展示を主としたもので、とくに連鎖的核反応についてコンピュータ・グラフイックの手法により映像を作製した。 (4)産業革命期の技術に関しては、インターネットのWWW(World Wide Wed)上に載せ、一般に公開する準備が整った。これは本学の情報環境の設定の都合上、96年度に公開される予定である。 最後に全体としての成果を述べる。研究計画の申請時の予測を越えて、情報化が進展し、情報機器を用いた教育も大きく変容しているなかで、この研究が行われた。その変化に機敏に対応し、教材研究を行ったことに意味があり、大きな成果も収められたと考える。とくにWWW上のデータは、必要な機器があればどこでもアクセスが可能で、今後の教材の編成に有力な役割を果たすと考えられる。
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