• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

競技における心理的コンディション診断テストの標準化

研究課題

研究課題/領域番号 06451134
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関中京大学

研究代表者

猪俣 公宏  中京大学, 体育学部, 教授 (50109360)

研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1994年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード心理的コンディション / 標準化 / 競技 / 心理テスト
研究概要

心理的コンディションの客観的測定を目指したインベントリ-の開発および標準化を目的とし,先ず初年度においては心理的コンディションの概念規定および構成要因と明らかにし,さらにそれらの要因を仮説的下位尺度とするインベントリ-の原案の作成を試みた。収集されたデータを因子分析法により分析した結果,心理的コンディションの構成要因として,一般的活気,技術効力感,競技失敗不安,闘志,期待認知,情緒的安定感,疲労感の7因子がみいだされた。これらの因子と相関する項目を集めてそれぞれ下位尺度を構成し,総計77項目でPCI第1版を作成した。さらに次年度(平成7年度)においては3065名の基準集団に第1版にPCIを実施し,標準化を実施した。まず因子分析により7下位尺度の構成を検証した後,項目の再整理を行い59項目を選んだ。信頼性はアルファー係数および再検査法による相関係数によって検討した結果,状況要因が影響する心理的コンディションを測定するテストとしては一応満足する信頼性が得られた。また妥当性は基準関連妥当性の検討を主として行った結果,競技水準,コンディションなどの基準に関連する妥当性が明らかにされた。また予測的妥当性として,アーチェリ競技における試合前のテスト結果と試合成績との関連性を検討したところ1部であるが事例的に高い関連性が認められた。これらの結果にもとつき最終的に第2版PCIが作成され,Tスコアーによる評価基準表,およびプロフィール化が可能な図表が完成した。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi