研究課題/領域番号 |
06451154
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
梶 外志子 東京学芸大学, 教育学部(第三部), 助教授 (70134765)
|
研究分担者 |
澤田 利夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (40000062)
清水 美憲 東京学芸大学, 教育学部(第三部), 助教授 (90226259)
中村 直人 東京学芸大学, 教育学部(第三部), 講師 (20201676)
杉山 吉茂 東京学芸大学, 教育学部(第三部), 教授 (50014816)
|
研究期間 (年度) |
1994 – 1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
|
キーワード | 数学教育 / 情報検索 / シソ-ラス / キーワード / 情報検索システム / 実践情報 / 検索 / キーワード(辞書) / キーワード辞書 |
研究概要 |
(1)研究当初は,一次情報の蓄積・保存は、高価な光ファイル(ファイリング専用機)、検索はパソコンに頼っていたが、全文書(一次情報)をスキャナーでパソコンにイメージデータとして取込み、それに、二次文書(文字数の制限はあるが、書換可能な文字データ)を付加することによって、一次情報の保存及び検索が一台のパソコンで処理できるようになった。検索の対象は二次文書であるが、イメージデータとして保存した一次情報も必要ならばOCRソフトを用いてテキストファイルに変換し、検索の対象にすることが可能である。 (2)「数学用語に関するシソ-ラス案」(杉山・梶作成)に、教育課程、指導法に関する数学教育用語を追加したが、これらをどのように階層化するかは難しく、行き詰まっている。したがって、現状のシソ-ラス案は、まだまだ不十分である。しかし、これを活用しながら補充をしたいと考え、現状のシソ-ラス案をもとに同義語や類似語を整理して、標準となるキーワードを選定した。これをキーワード辞書と呼ぶことにする。(1)で作成した二次文書を検索対象としてこのキーワード辞書の有効性を検証、キーワードの選定基準を明らかにするとともに、現在もなお二次文書及びキーワード辞書の修正・補充を図っている。 (3)数学教育の実践情報を扱おうとすると、数式や記号や図などの処理が問題になる。これについては、数式に特徴量を定義し、特徴量の類似性による検索を試みるとともに、画像データベースのアクセスについて検討した。 (4)開発した情報検索システムをマルチメディアネットワーク環境で実現しようとすると、作成したデータの安全性、著作権、知的財産権の保護の問題など解決すべき問題が多いことが明らかになった。
|