研究課題/領域番号 |
06451166
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
門田 安弘 筑波大学, 社会工学系, 教授 (10078991)
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研究分担者 |
平岡 秀福 創価女子短期大学, 経営科, 講師 (00238338)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 生産性 / 事務生産性 / 事務部門効率化 / ホワイトカラー生産性 / ビジネスプロセス・リエンジニアリング / リエンジニアリング / 事務部門生産性 / ビジネスプロセス リエンジニアリング |
研究概要 |
製造部門の生産性向上のためには、ジャストインタイム生産方式が広く適用されている。しかし、事務・間接部門においてはその生産性向上に役立つシステムないし方法がいまだ確立していなかった。 そこで私は、平成6年度と7年度の2年間の本研究プロジェクトによって、事務・間接部門の生産性向上の技法を多くの実務の中から帰納して体系化した。その結果、次のように7つのサブ・テーマの構成をもってこの技法を体系化した。 1.事務部門生産性向上の目的 2.事務部門生産性向上の導入・推進方法 3.環境整備(5S) 4.個別部門業務の効率化技法 5.部門横断的なプロセス革新技法 6.人材育成 7.事務生産性の測定方法 この研究成果は、2つの論文と1冊の本として結実した。 研究成果の中で、とくに見るべき知見は、個別部門業務の効率化では伝統的なIEの時間研究の方法によって各業務の所要時間を測定し、そこから所要時間の大きさと当該業務の価値の大きさとのバランスを図り、バランスしない業務を切り捨てていくというやり方である。 また、事務生産性の測定では、とくに各事務部門の適正人員数の決定方法に部門別の固有の独立変数を確定し、部門別の人員決定式を重回帰式として提示した点も、新しい知見である。
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