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広帯域地震観測における超長周期ノイズの軽減策

研究課題

研究課題/領域番号 06452078
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 固体地球物理学
研究機関名古屋大学

研究代表者

山田 功夫  名古屋大学, 理学部, 助教授 (60022670)

研究分担者 須田 直樹  名古屋大学, 理学部, 助手 (10222069)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1995年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1994年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
キーワード長周期ノイズ / 高感度気圧計 / 気圧勾配 / 広帯域地震計 / ボアホール型地震計 / 気圧変動 / 超長周期地動ノイズ / 地殻不均質 / 長周期地動ノイズ / 超高感度差圧計 / 気圧変化
研究概要

要旨
我々は、超長周期水平動ノイズは気圧勾配によって引き起こされていると考え、広帯域地震計と高感度気圧計の観測を行った。同時に、その地域の気圧勾配の変化を観測するため、名古屋市と瀬戸市においても気圧の変化を観測した。これらの記録を解析した結果、超長周期水平動ノイズの波形はその地域の気圧勾配ではなく地震計のあるところでの気圧の変化に良く似ていることが分かった。すなわち、気圧勾配が変化することによる地殻の傾動運動によるノイズではない。
ところが、ボアホール型の広帯域地震計にも良く似たノイズが見られるが、その波形は、気圧変化には似ていない。しかし、気圧変化が大きいときにはこのノイズの振幅は大きくなり、気圧に起因しているようではある。
結局、この長周期ノイズは機械固有の性質によるところが多いようであることが判明した。もし、気圧の変動による、地面の傾動運動などであれば、程度の差はあったとしても、観測の方式の違いによって、その様子が大きく変わることはない。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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