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水誘雷の技術開発

研究課題

研究課題/領域番号 06452204
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 電力工学・電気機器工学
研究機関熊本大学

研究代表者

前田 定男  熊本大学, 工学部, 教授 (10040370)

研究分担者 高木 浩一  大分工業高等専門学校, 講師 (00216615)
勝木 淳  熊本大学, 工学部, 助手 (80233758)
秋山 秀典  熊本大学, 工学部, 教授 (50126827)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1994年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
キーワード誘雷 / 水誘雷 / 長ギャップ放電 / 噴水 / ロケット誘雷 / レーザ誘雷
研究概要

我々は、好きな場所に、好きな時刻に、安全に、安価に、繰り返し誘雷が可能な水誘雷のアイデアを考案・提案し、雷インパルス発生装置を用いて、基礎実験を行なってきた。1m離したギャップ間に噴水を上げ、高電圧を印加したところ、放電が水の沿面で起こり水に沿うこと、絶縁破壊電圧が水を金属で置き換えたときと同じであることが分かり、水誘雷の実現性が高いことを明らかにした。高圧ガスで水を上げる簡便な方法により、100mの水柱を発生できることを、小型水柱発生装置による実験と数値解析で明らかにした。いつどこに落ちるか分からない雷を誘雷する技術は、雷害防止や雷現象を明らかにする上で魅力ある技術である。本研究では、実際の雷雲下での水誘雷予備実験、直流高電圧電源を用いた室内での基礎実験、誘雷のための実規模水柱発生装置の試作に関する三研究テーマを研究課題とした。得られた結果は下記のように要約される。
(1)実際の雷雲下での水誘雷予備実験
水柱を流れる電流計測用システムを製作し、冬季雷雲下で噴水を上げ、水柱を流れる電流を計測した。
(2)直流高電圧電源を用いた室内での基礎実験
電極間噴水の高さを変えて、コロナ開始電圧、絶縁破壊電圧、放電電流波形、コロナ放電を調べた。
(3)誘雷のための実規模水柱発生装置の試作
小型水柱発生装置を使った実験結果と噴水に関するコンピュータシミュレーション結果の比較から、実規模水柱発生装置を設計し、製作した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高木浩一: "噴水を有する平板電極間の直流フラッシュオーバ特性" 静電気学会誌. 18. 371-375 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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