研究課題/領域番号 |
06452234
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子デバイス・機器工学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
後藤 顕也 東海大学, 開発工学部, 教授 (20234982)
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研究分担者 |
千葉 雅史 東海大学, 開発工学部, 講師 (70236818)
佐々木 雅美 東海大学, 開発工学部, 助教授 (40235271)
沖 真 東海大学, 開発工学部, 講師 (50224126)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | レンズレス光ヘッド / 半導体レーザチップ / ベアチップ / 反射防止膜 / 相変化媒体 / 光フロッピ-ディスク / 空気流体力学 / ECRスパッタ / 半導体レーザーチップ / レーザー共振器 / ベルヌ-イ現象 / トラッキングエラー検出 / 自己結合によるインピーダンス変化 / ニアフィールド光学 / 光記録媒体 |
研究概要 |
レンズレス光ヘッドおよび新方式光ディスクの研究を遂行して次のような成果が得られた。 (1)アズデポ状態のInSbGeの相変化ディスク片に裸の半導体レーザチップ出力端面を対向させ両者を1μm以下に近づけて,ニアフィールドに近い状態でレーザ出力をパルス幅1μm,パルス出力8mWとして照射したところμmサイズの結晶化した情報ビットが得られた。すなわちアズデポ状態のアモルファスがレーザ照射によって結晶状態(屈折率の高い)へ相変化記録が可能であることがわかった。 (2)半導体レーザチップ端面に反射防止膜をEガン蒸着装置によってSiNあるいはSiOをコートし,反射率を30%の状態から8%の状態にすることができた。この出力端面を上述の相変化ディスク片の,すでに記録済みビットが並んでいる面に対向させ,相変化ディスク片をPZTにて10μmほど一方方向に走査すると記録ビット有無に応じて半導体レーザの発振と非発振とを確認できた。つまり,レンズレスで微小ビット情報を読み取ることができた。 (3)フロッピ-ディスクと光ヘッドとの間隔を空気流速と圧力の関係によりほぼ一定に保つ条件を見つけた。 (4)光フロッピ-ディスク媒体が入手できないので,ECRスパッタ装置にて自作するメドを立てることができた。
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