研究課題/領域番号 |
06452287
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
桂 順治 京都大学, 防災研究所, 教授 (20034340)
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研究分担者 |
奥田 泰雄 京都大学, 防災研究所, 助手 (70201994)
丸山 敬 京都大学, 防災研究所, 助手 (00190570)
林 泰一 京都大学, 防災研究所, 助手 (10111981)
谷池 義人 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00111980)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1994年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 自然風 / 角柱模型 / 風圧多点同時測定 / 流程 / 流形形成長さ / 風洞実験 / 数値シミュレーション / 強風被害調査 / 多点同時測定 / 風圧測定 / 気流測定 |
研究概要 |
潮岬風力実験所における野外観測、京都大学防災研究所における風洞実験、強風による被害調査及び数値計算結果により、以下の点を明らかにした。 1.突風によって模型建物に生じる流形の形成 流程の曲率、流形形成長さといった概念を新たに導入して、自然風中に置かれた円筒形低層模型と角柱模型に加わる風圧力の性状を解析し、レイノルズ数の異なる風洞実験気流と自然風中での物体まわりの流れ場の性状の違いを明らかにした。 2.自然風中での角柱模型に加わる局部負圧の計測 野外に置かれた角柱模型の加わる風圧力の多点同時計測結果により、角柱側面に発生する局部負圧が2つの円錐状渦によってもたらされていることを示し、これを風洞実験結果と比較した。 3.強風の観測と市街地上空気流の数値計算 白浜観測所で台風9426号の強風観測を行った。また、市街地上空の風をk-ε乱流モデルでシミュレートし、さらに人工的に発生させた流入気流を用いてLESによる乱流境界層の計算を行った。 4.強風時の住宅の被害調査 台風9119号の広島県における住宅団地の被害調査結果から、その原因を山からの吹き下ろしによる強風と推定した。
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