研究課題/領域番号 |
06452369
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
西山 壮一 (西山 壯一) 香川大学, 農学部, 教授 (80036045)
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研究分担者 |
松村 伸二 香川大学, 農学部, 助手 (60165868)
石田 智之 香川大学, 農学部, 助教授 (40184535)
河野 広 香川大学, 農学部, 教授 (60234093)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | マイクロかんがい / かん水の均等性 / 肥料混入装置 / 曲がり管 / 降灰除去 / 低コスト / マイクロ潅漑 / 流量計 / 肥料の混入装置 |
研究概要 |
1・曲がり管を用いた低コスト肥料混入装置の開発および流量計への応用 マイクロかんがいに用いられる20mm〜40mmの曲がり管について水理特性実験を行った。本研究の成果を要約すると次のようになる。 (1)曲がり管の内側と外側の水圧差は、本実験の範囲内では館内の流量の計測が可能である。すなわち,伊藤が示した式中の係数が一定である。 (2)曲がりの内側と外側を結んだバイパス流の水理特性の解析モデルを与え,それを用いて設計に必要な実験データを効率よく得ることができる。 (3)バイパス流を予測する手法を提案し,曲がり管を用いた肥料混入器の設計への指針を得た。 2.マイクロかんがいシステムの水理設計に関する研究 エミッタ1つ1つを要素に取り入れると複雑過ぎ、また解析に時間がかかり過ぎるのみでなく、プログラムの汎用性が少なくなる。そこで、この点の改良を試みた。すなわち、ラテラル管の流入口において、水頭と流量の関係が数次の近似式で精度よくよくあらわされることを見出し、それを有限要素法を用いた解析に利用した。その結果、ラテラル管をエミッタのように扱うことができ、すなわち、サブメインラインをラテラルラインのように解析することができ、サブメインに沿う圧力分布が分かる。その後ラテラルラインに沿う圧力分布は、従来のバックステップ法やフオワードステップ法などの簡単な方法で容易に求まる。またエミッタの数に関係なく簡単で正確に且つ迅速に解けるようになった。 3.スプリンクラを用いた降灰除去に関する研究 鹿児島県でハウス上の火山灰を省力的に排除する方法を研究した。
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