研究課題/領域番号 |
06452373
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業機械学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
山下 律也 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (30026463)
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研究分担者 |
伊藤 博通 (伊藤 博道) 近畿大学, 生物理工学部, 助手 (00258063)
渡辺 俊明 近畿大学, 生物理工学部, 講師 (50201207)
東本 暁美 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (90181073)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
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キーワード | 生体計測 / 自動化 / 光学的計測 / 電磁気的計測 / 非破壊計測 |
研究概要 |
本研究内容は、物性測定を主とする生体計測系と計測の自動化分野から解明する。対象物は主として農産物を扱うが、学問としての生体計測学の体系化を図りながら、未解決や成果の不十分な分野に重点を置いている。具体的には、農産物について物性面から非破壊品質検査方法の分類に準拠して、手法別に事例を提示するとともに体系的な構成とする。次いで機器の自動化は現状とその実態を明らかにするほか、これらの見直しと改良をはかり、精度の向上図る。得られた研究成果は次のようである。 1)先駆的な農産物性研究第1〜5集の執筆経験を生かした生体計測学を総括し、体系化のための分類法を提示した。分類の基準的方法は、物理的計測法を基本に品質評価を組み合わせた方法である。 2)体系化に当たっての留意点は、◇計測法による計測域の限界についての検討、◇計測法の違いによる物性値精度と誤差問題、◇検出センサによる相関性と精度の明確化、◇新計測法開発に伴う技術の新展開と効果を考察した。 3)品質評価研究は、既往の検査基準にしたがった外観評価を分光比と透過率による選別法を精度よく自動的に仕分けることに成功した。次いで米粒中に混入する石・ガラス類の検出には、近赤外線分光法を活用することにより成功に導いた。また穀粒の品質評価は、3軸寸法に支配されることからCCDカメラにより形状を捕らえ、画像分析装置で解析し精度よく評価できる方法を確立した。 4)乾燥物性研究は、水分の増減に伴う品質保持と貯蔵性との課題を捕らえようとするものである。馬鈴薯の表皮水分を低下することによると剥離力の増大を可能にすること、温州みかんの予措乾燥に伴なってう貯蔵性を高めること、濡れ渋柿脱渋時の黒班点発生は事前の乾燥により防止できることなどの解明した。これらについていずれも計測法の具体化を明らかにすることが出来た。
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