研究課題/領域番号 |
06452430
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学一般・原子力学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小林 捷平 京都大学, 原子炉実験所, 助教授 (80027466)
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研究分担者 |
木村 逸郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40027404)
西川 佐太郎 京都大学, 原子炉実験所, 助手 (60027430)
森山 裕丈 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (90127150)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 鉛スペクトロメータ / アクチニド核種 / 化学精製試料 / ^<241>Am (n, f)反応断面積 / ^<243>Am (n, f)反応断面積 / ^<242m>Am (n, f)反応断面積 / 核分裂電離箱 / ^<237>Np (n, γ)反応 / 即発ガンマ線測定 / 243Am(n,f)反応断面積 / Am-242m(n,f)反応断面積 / ENDF / B-VI / JENDL-3.2 / 241Am(n,f)反応断面積 / 標準熱中性子場 / Am-241熱中性子断面積 / 背中合わせ型核分裂電離箱 / ^<237>Np(n,γ)^<238>Np反応 / 標準1 / E中性子場 / 電子線型加速器 / ^<241>Am(n,f)反応 / 共鳴中性子領域 |
研究概要 |
電子線型加速器と組み合わせて付設された京都大学鉛スペクトロメータKULSについて、まず、その諸特性を求めた:共鳴フィルター法により(1)中性子減速時間t (μs)とエネルギーE (keV)の関係(ビスマス孔:E=190/t^2、鉛孔:E=156/t^2)、(2)エネルギー分解能(ビスマス孔、鉛孔共に約40%)、(3)飛行時間分析法により中性子スペクトルを測定した。MCNPコードによる計算結果は、これらの実験値と全体によい一致を示した。 次に、このKULSを用いて〜0.1eVから〜10keV領域におけるAm-241, Am-243,及びAm-242mの核分裂断面積を測定した。実験には、これらの電着膜とU-235の電着膜をそれぞれ背中合わせにした核分裂電離箱を用意し、測定結果を^<235>U (n, f)反応の標準断面積に規格化した。Am-241では、Dabbs等の実験値およびENDF/B-VIの評価値は本実験値とよい一致を示したが、JENDL-3.2の評価値は10〜200eV領域において1.2〜2.3倍低い値を示した。Am-243のENDF/B-VIは15〜60eV領域で低く、JENDL-3.2は100eV以上の領域で全体に低くなっている。Am-242mに関する予備的実験では、ENDF/B-VI、JENDL-3.2の評価値に近い結果が得られた。また、Am-241,243の熱中性子核分裂断面積についても、標準熱中性子場において測定した。 最後に、MAに関する中性子捕獲断面積測定として、Arガス入り比例計数管を用いて^<237>Np (n, γ)反応断面積の測定を試みた。本実験では、Np-237試料(〜2mg)からの中性子捕獲事象の計数率が少なく、バックグランドとの比較において有意な違いは得られなかった。
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