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プロスタグランジン受容体に関する有機化学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06453213
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生物有機科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

鈴木 正昭  岐阜大学, 工学部, 教授 (90093046)

研究分担者 伊藤 誠二  関西医科大学, 医科学教室, 教授 (80201325)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1994年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
キーワードプロスタグランジンF_2α / 光親和性標識 / 受容体
研究概要

プロスタグランジンF_2α(PGF_2α)受容体探索子の分子設計に用いるPGF_2αの中間体の効果的供給法の開発は、有機化学的新手法を駆使して開発した3成分連結PG合成法を用いることにより達成することができた。具体的には、受容体探索に必要な機能を持つ官能基を導入したω側鎖とα側鎖を、母核であるシクロペンテノン環に一挙に結合させ、目的とする探索分子の中間体をわずか数工程で合成する手法を開発した。この中間体からは種々のPGF_2α誘導体を短工程で合成することが可能である。この手法を応用し、PGF_2α受容体の精製および同定のためのリガンドとして光親和性標識能を分子内に持たせた人口PGF_2α類縁体を設計し、その合成を行った。この探索分子を用いてPGF_2α細胞膜受容体で観察される脱感作機構の解明のため、受容体との結合能や生物活性の測定、さらには光親和性標識による受容体タンパク質の同定などの生化学的活用がはかられる予定である。また、眼圧低下作用を有することが知られているPGF_2α人口類縁体のラタノプロストの構造修飾により、眼内組織の受容体探索子として超高感度被検出能を持つ化合物を設計した。PGF_2αは脳内にも結合部位があることが最近報告されたが、その機能解析のためには従来の標識化合物よりも感度の高い探索子が必要となる。本研究で創製された超高感度探索子を用いてこれら組織での受容体の局所解析や機能解析が行われる予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] R.Noyori: "Unnatural Prostaglandins of Biochemical and Physiological Significance" Pure & Appl.Chem.66. 1999-2005 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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