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直流電流を使った全身性転移性悪性腫瘍の治療

研究課題

研究課題/領域番号 06454365
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関名古屋大学

研究代表者

伊藤 勝基  名古屋大学, 医学部, 講師 (90184647)

研究分担者 高木 弘  名古屋大学, 医学部, 教授 (70154755)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1994年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
研究概要

微細直流電流を使った固形腫瘍の治療は、実験で吉田肉腫の治療に成功を見た。フリーラヂカルの関与があることを間接的出はあるが証明した。又アポトーシスがその基本原理である事を核酸のフラグメンテーションを見出す事により証明した。平成6年8月名古屋大学医学部倫理委員会の許可の基に9月臨床治験が始まり、9例の直腸癌再発症例、1例の仮声帯の肉腫症例、及び1例の足の片平上皮癌症例、1例の腎臓癌症例に対し通電治療を行い、6例のPRを得た。今回行っている研究は、電気治療を全身性の多数の転移巣を持つ、外科治療や、放射線治療の適応外のものを対象とするものである。Colo26癌細胞を使っての肝転移を作りこのマウスに通電治療をおこなうものであり、現在進行中である。Colo26の培養状態での電気治療後の細胞からDNAを抽出し、Wyllieのアガ-ル・ゲル電気泳動を行ったがラダーパターンは見られなかった。一方多発性肺転移を持つ肉腫2例、多発性肝転移を持つ大腸癌2例、傍大動脈リンパ節転移を持つ胃癌症例3例、肝転移を持つ乳癌症例2例、全身多発性転移を持つ前立腺癌1例、原発巣不明全身性転移性癌1例、合計11例に全身性の電気治療を化学療法と併用で、又は単独で行い、その一部に化学療法単独の時に認められなかった症状の改善、CEAの低下を認めている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 伊藤勝基: "治療向上のために集学的治療" 総合臨床(大腸癌の治療戦略). 44. 344-349 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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