研究課題/領域番号 |
06454451
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
谷藤 泰正 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00056847)
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研究分担者 |
小野澤 裕史 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (20277015)
鳥海 和弘 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (50237161)
田中 正史 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (30221394)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 線条体 / ドーパミン / 神経伝達物質 / マイクロダイアリシス / MAC / ノルアドレナリン / 海馬 / ハロセン / 麻酔深度 / Nucleus raphe dorsalis / ノルエビネフィリン / セロトニン |
研究概要 |
前回の科学研究費補助金一般研究課題番号02454363「脳内各種神経伝達物質による全身麻酔作用機序解明へのアプローチ」で脳内の線条体でのドーパミンの分泌がハロセン麻酔深度が深くなるに従いドーパミンの分泌が増加することをマイクロダイアリシスを用いラットで確認した。今回はその線条体にマイクロダイアリススを用いドーパミンを投与し、ハロセンMACにどの様に影響するかを測定した。灌流液のドーパミンが0.1m/lの時はMACには変化はなく、1.0M/lの時にはハロセンMACは30%低下した。ドーパミンのラットの線条体で23pmol以上に増加したときには麻酔の必要量(MAC)に変化させるが、5pmolであMACに影響がなかった。次に、他の神経伝達物質、ノルアドレナリン、セロトニンについてマイクロダイアリシスを通して特定の部位での分布を検討したが、検出が難しく苦慮した。しかし、海馬でのノルアドレナリンで麻酔深度とは一定の傾向は得られなかったが、ドーパミンの分泌が線条体とは逆に低下するといる興味がある所見が得られた。
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