研究課題/領域番号 |
06454597
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
安田 秀世 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (40111554)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | cdc2キナーゼ / cdk2 / サイクリン / wee1キナーゼ / 14-3-3 / 細胞周期 / myt1キナーゼ / 核移行 / リン酸化 / サイクリン依存性キナーゼ / 転写因子 / PEA3 / weelキナーゼ / 分裂期 |
研究概要 |
weel遺伝子産物は燐酸化酵素をコードしており、cdc2キナーゼの活性を抑制することが明らかとなっていた。我々は哺乳類weelはcdc2キナーゼの15番目のチロシン残基を燐酸化し活性抑制することを示した。さらにwee1キナーゼ活性制御因子を酵母two-hybrid法を用い、単離することを試みた。その結果、マウス14-3-3ζcDNAが単離された。この14-3-ζをMBPやGSTの融合蛋白質として大腸菌で発現させ、wee1との結合について調べたところ、非燐酸化型weelおよびcdc2キナーゼにより燐酸化されたwee1のいずれにも結合することが明らかとなった。cdc2キナーゼにより燐酸化されたwee1はcdc2/cyclin Bと結合しているが、この複合体にも14-3-3ζは結合した。また、この結合はキナーゼドメインを含むC末領域においてみられ、制御ドメインであるN末領域には結合しなかった。一方、哺乳類細胞においてはcdc2キナーゼの燐酸化は14番目のトレオニン残基においても観察され、これを燐酸化する酵素の存在が予想された。我々はRT-PCRを用いてwee1キナーゼファミリーの単離を試み、マウスmyt1を単離した。myt1はcdc2キナーゼを良い基質とし14T、15Yを燐酸化する。一方cdk2はwee1キナーゼによる燐酸化の方がmyt1キナーゼによるより強く行われることが明らかになった。さらにmyt1とマウスwee1をcos-1細胞中で発現させ、細胞内局在を検討したところ、wee1は核に、myt1は細胞質中に点在していることが分かった。このmyt1の細胞質局在を規定しているとおもわれる疎水性配列も確認した。
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