研究課題/領域番号 |
06555068
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩平 東京都立大学, 工学部, 教授 (40087185)
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研究分担者 |
西田 英一 バブコック日立(株), 課長
砂子田 勝昭 三和テッキ株式会社, 部長
岡田 養二 茨城大学, 工学部, 教授 (90007774)
清水 信行 いわき明星大学, 理工学部, 教授 (10196529)
岩田 義明 東京都立大学, 工学部, 助手 (70087196)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
16,600千円 (直接経費: 16,600千円)
1995年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1994年度: 11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
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キーワード | 制振装置 / メカトロダンパ / 制振・免震 / 結合構造物 / エネルギー回生 / Thermal boiler / Optimization |
研究概要 |
平成6、7年度にわたり実施した研究により以下の成果が得られた。 1.「増速機構付発電機制動型制振装置」として「メカトロダンパ」を開発した。直線運動として入力された振動をボールネジによって回転運動に変換し、それを増速してサーボモータを回転させ、得られた負荷により減衰力を発生する装置を実現した。製作した試作器に対して加振実験を行い、長さ50cm,直径10cm程のものでも最大約5,000Nの減衰力を得られることを実証した。 2.開発した「メカトロダンパ」のDCサーボモータ端子間にRLC回路を付加することにより、周波数に依存した減衰力を発生するパッシブ免震システムを提案した。そして、RLC直列回路においては、共振点付近ではハードとほぼ同等の共振周波数以上の周波数特性がソフトとほぼ同等の周波数特性を持つ優れた免震効果を持つシステムを構成することが可能であることを、加振実験により明らかにした。 3.「メカトロダンパ」の発電機構によって得られた電力エネルギを回生する動電型のダンパの開発を試行した。この機構は、リレー制振法で高速運動中に電気力を回生しようとするもので、平成6年度にはサスペンション系をモデルとしたシミュレーションを行い、エネルギ回生の可能性を実証した。平成7年度では、この「回生ダンパ」のエネルギ損失をより減らすために、エネルギ回生・リレー制振併用制御を考案して、シミュレーションと実験によりその効果を確認した。 4.開発したこれらの高性能ダンパを大型複合物(火力発電用ボイラ構造物)に適用し、支持構造系とボイラ構造系及びそれを結合するブロック線図によるモデル化手法を導入し、時間領域での一体化モデルを構築し、最適化計算の便宜を企った。
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