研究課題/領域番号 |
06555153
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水工水理学
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研究機関 | 徳山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐賀 孝徳 徳山工業高等専門学校, 土木建設工学科, 助教授 (60124096)
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研究分担者 |
前田 邦男 中電技術コンサルタント(株), 技術開発部, 部長
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 自然閉鎖水域 / 汚水浄化 / エアレータ / マイクロバブル / 濁度 / COD |
研究概要 |
わが国における自然閉鎖水域の深刻な汚染問題を解決するために、マイクロバブル発生技術を応用した汚水浄化法を開発し、その室内外実証試験を行った。 初年度は、旋回式エアレータを用いて、その性能試験および室内外の汚水浄化実験を行った。性能試験では、マイクロバブルの発生分布を調べ、30μm程度のマイクロバブルの発生を確かめた。室内実験においては長野県S湖、島根県M池、広島市S池、岩国市I堀割、熊本県大牟田市M池などの池水を採取し、その汚水浄化実験でエアレータの効果が明らかとなった。屋外実験では、徳山市Nゴルフ場池において良好な浄化結果を得た。 二年度は、密閉式エアレータの性能試験、旋回式エアレタの改良および室内外汚水浄化実験を行った。その結果、第1に、密閉式エアレータにおいても30μm程度のマイクロバブルの大量発生を観察した。第2に福岡県太宰府市D天満宮アヤメ池水を採取し、その汚水浄化実験を行い100時間経過後に濃度が実験前の1/50に低下することを確かめた。第3に、福岡県太宰府市Dメモリアルパーク池において現地実験を行い、水質においては、濁度、COD値他の大幅な低減、同時に池内での大量の藻類剥離現象の発生を伴う汚水浄化効果を観察した。そして、実験1000時間後には、池水底面を完全に透視できるまでの浄化効果を得ることができた。 以上の2年間の研究結果をとりまとめ、その成果とした。
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