研究分担者 |
羽原 浩史 復建調査設計(株), 環境技術部, 課長補佐
手島 肇 (株)タクマ, 環境技術1部, 部長
樋口 壮太郎 日本技術開発(株), 環境事業部, 次長
東條 安匡 北海道大学, 工学部, 助手 (70250470)
松藤 敏彦 北海道大学, 工学部, 助教授 (00165838)
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研究概要 |
本研究のテーマは,自治体におけるごみ減量・リサイクル型廃棄物管理計画,すなわちごみの発生サブシステム,再資源化・減量サブシステム,中間処理サブシステム,最終処分サブシステムを有機的に結合する計算機パッケージを作ることである。本年度は次の5つの課題を設定し,それぞれ成果を得た。 1.可燃ごみ・不燃こみ、粗大ごみ、資源ごみ収集量を予測するモデルを作成して,ごみ管理における物質の流れを,考えられる中間処理に対応して,ごみ組成(厨芥,紙,木,繊維,プラスチック,金属,その他)を明らかにしながら,定量的に記述することができるようになった。 2.粗大ごみ破砕施設・資源化施設についてそれぞれ98市町村,48市町村に対してアンケート調査を行い,建設費・ランニングコスト・資源回収などの物質収支を明らかにした。 3.プラスチック減容化施設について,7市町村にアンケート調査を行い,建設費・ランニングコスト・資源回収などの物質収支を明らかにした。 4.堆肥化施設を持つ28自治体に,アンケート調査を行い,建設費・ランニングコスト・資源回収などの物質収支を明らかにした。 5.各自治体におけるコスト計算の方法について118自治体の資料を解析し,さらに29自治体に対しアンケート調査を行い,自治体によるごみ処理コスト計算法について情報を集めた。 6.これらの資料を使って,各担当者が計算機パッケージを作るためのフローチャートやデータベース作りなどを行った。
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