研究課題/領域番号 |
06555258
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
工業物理化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
橋本 和仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00172859)
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研究分担者 |
斎藤 俊夫 (株)竹中工務店, 東京技術研究所, 副主任研究員
村澤 貞夫 石原産業(株), 機能材料研究所, 主任研究員
馬場 涼 (馬場 凉) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (70198951)
斉藤 俊夫 (株)竹中工務店, 東京技術研究所, 副主任研究員
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
14,600千円 (直接経費: 14,600千円)
1995年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1994年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
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キーワード | 光触媒 / 薄膜 / 脱臭 / 抗菌 / 防汚 |
研究概要 |
本研究では、窓から差し込む太陽光や蛍光灯、ハロゲン灯など通常の生活空間内に存在する光に含まれている微弱な紫外線を利用して、空気の清浄化や脱臭、雑菌の除去(抗菌)、さらに空気中窒素酸化物の固定化などの環境浄化能を発現した。全く新しいタイプの建築材料を開発することを目的として研究してきた。この光インテリジェント材料と呼ぶ材料は、タイル、ガラス、壁、床などの建材表面に無色透明で光活性の高い酸化チタン膜1μm以下の厚さでコーティングすることにより達成できた。本研究においては、これまでの研究成果をもとに、本年度は最終年度であるので総括的に以下の課題について研究し、実用化レベルの材料開発がほぼ達成することが出来た。 1.光活性の高い酸化チタンの透明薄膜の開発 2.耐熱性の高くないプラスチックなどの高分子建材の高活性膜を作製する手法の開発 3.光触媒能を持ったセメント材料の開発 4.光触媒の表面物性と反応活性の検討の結果 5.高分子バインダーやセメント中に高活性酸化チタンを分散させる技術を確立。
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