研究課題/領域番号 |
06557093
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
小澤 英浩 新潟大学, 歯学部, 教授 (60018413)
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研究分担者 |
藤井 和博 株式会社日立サイエンスシステムズ, ソフトグループ, 主任技師
網塚 憲生 新潟大学, 歯学部, 助手 (30242431)
中村 浩彰 新潟大学, 歯学部, 助手 (50227930)
江尻 貞一 新潟大学, 歯学部, 助教授 (40160361)
入江 一元 新潟大学, 歯学部, 助手 (70223352)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
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キーワード | 画像処理 / DTP / 電子顕微鏡 / 光学顕微鏡 / レーザー顕微鏡 / 光磁気ディスク / ファイリング / 高精細プリンタ / 骨形態計測 / 顎骨 / 加齢 / 卵巣摘出 / PTH |
研究概要 |
本研究は研究室で増大多用化するミクロ画像情報に対して、一時保存、永久保存、集中管理、報告書作成、画像解析処理を含めたミクロ画像情報処理システムを開発することにより、ミクロ画像情報の検索から画像解析処理、Desk Top Publishing (DTP)により報告書作成、高精細印字出力による電子写真化までを一元的に扱い、研究業務の能率化、研究画像データの共同利用とデータ蓄積の一元化を指向することを目的として計画された。さらに画像データをデジタル画像として格納することにより、画像劣化のない画像情報を保存でき、最新の情報処理技術と融合させ、保存されたデータを過去に遡って検索、印刷出力、利用することができるシステムの構築を試みた。実際に構築したシステムは、画像を含めた報告書を集中管理する画像ファイリング部を中心に、レーザー顕微鏡、光学顕微鏡、EM902電子顕微鏡の画像データを入力するインターフェース部と、画像編集機能と高精細印字機能による報告書作成、学会投稿原稿作成等をサポートするDTP部、および画像処理部から構成されている。画像データの入力方式としてはCCDカメラより光学顕微鏡画像および透過原稿あるいは反射原稿の画像情報をデジタル画像インターフェース部を介して入力し、またレーザー顕微鏡画像およびEM902電子顕微鏡画像は光磁気ディスクを媒体として本システムに入力する構成とした。画像データのファイリングは画像処理部内のハードディスクおよび画像処理部に接続された光磁気ディスクを使用することとした。またファイリングされた画像データの出力としては高精細プリンタおよび新規開発したRGB切り替え器を介して既設のFR-3000フィルムレコーダーに接続し使用することとした。さらに我々は、構築したミクロ画像処理システムを用い、1.共焦点レーザー走査顕微鏡を応用した歯牙組織の微細構造学的観察 2.ラット下顎頭の加齢変化に関する形態学的・免疫組織化学的研究 3.ラット歯槽骨の生理的加齢変化及び矯正力に対する組織反応の加齢変化に関する細胞学的、組織化学的研究 4.実験的歯周炎における歯槽骨吸収に関する細胞化学的研究 5.ラット切歯エナメル芽細胞におけるH^+-ATPaseと炭酸脱水酵素の局在性について-免疫組織、細胞化学的研究等の基礎研究を行い学会論文等にて発表した。
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