| 研究分担者 |
菊地 聖史 東京医科歯科大学, 医用器材研究所, 助手 (50250791)
福田 秀昭 東京医科歯科大学, 医用器材研究所, 助手 (50014163)
永井 正洋 東京医科歯科大学, 医用器材研究所, 助手 (10013971)
高久田 和夫 東京医科歯科大学, 医用器材研究所, 助教授 (70108223)
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| 配分額 *注記 |
10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1994年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
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| 研究概要 |
1.3次元位置センサを歯列とハンドピ-スに取り付けることにより,任意の歯列位置について歯列とハンドピ-スの相対位置関係が計測可能な切削装置部を開発した.
2.装置のキャリブレーションを行った結果,口腔内の補綴物に使用される金属,およびハンドピ-スの材料の金属の両者とも,本計測システムには計測誤差上全く問題を生じないことが分かった.
3.臨床上使用される位置関係についてシステムの誤差を評価したところ,最大誤差0.72度程度で相対角度計測が可能であることが分かった.これは臨床上十分な精度であるものと判断された.
4.この角度情報を術者に分かりやすく表示するために,ハンドピ-スの前後方向もしくは左右方向にどれだけハンドピ-スを回転すれば良いかをヘッドマウンティングディスプレイ上に表示する表示装置部を開発した.
5.数名の歯科医師について,歯列模型上で平行形成の切削実験を行 ったところ,開発したシステムと使用しない場合を比較すると,使用した方が格段に平行形成の精度が向上していることが分かった.
6.開発したシステムは平行形成の精度向上に非常に効果があることが確かめられた.
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