研究課題/領域番号 |
06558015
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
西岡 隆 筑波大学, 構造工学系・基礎工学類長 (30011141)
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研究分担者 |
吉江 森男 筑波大学, 教育学系, 助教授 (30133044)
野田 英行 筑波大学, 物理工学系, 講師 (50015905)
長田 秀治 筑波大学, 構造工学系, 講師 (90214113)
藤本 京平 国際科学振興財団, 専任研究員 (20133035)
渡邊 光雄 (渡辺 光雄) 筑波大学, 教育学系, 教育機器センター長 (90015850)
飯塚 郁男 筑波大学, 芸術学系, 助教授 (50193131)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1994年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | 高等教育 / 教材開発 / 工作実技 / 物理学実験 / 国際交流 / 教育機器利用 / ビデオ制作 / マルチメディア / 視聴覚教育 / ソフトウェア制作 / 画像・映像制作技法 |
研究概要 |
大学の専門分野及び留学生のための教材開発を行うとともに、マルチメディアソフト制作における画像・映像制作技法を開発する目的で、次の3つの研究を行った。 1.日本人にとっても複雑である交通手段の利用方法について外国人に教える必要性に答えるため、ビデオ教材「How to Use the Subways in Tokyo」を制作した。このビデオ教材はフィリピンにおいて試用し、関連してビデオ教材制作について考察した。また、このビデオ制作を事例として、ビデオを自作する場合の映像制作技法について検討した。 2.筑波大学工作センターで行われる大学内公開工作室施盤実技講習会用教材の開発を行った。ビデオ制作を行い、これを講習会において利用した。ビデオ制作で使われた専門的な映像制作技術・制作技法を作品の映像表現の基本とし、専門分野からの意見から必要とされた「専門用語」、「コマ撮り」、「スローモーション」、「ビデオを部分的に再生できる」等の機能を盛り込んだパソコンソフトを試作した。工作実技を題材として、マルチメディアソフトにより専門分野・学習者の必要性に応じる教材制作技法の開発を行った。 3.筑波大学基礎工学類で既に実施している学生物理学実験用ビデオ・ガイダンスを補足する目的で、コンピュータ・ディスプレイ上に表示できるマルチメディアを利用したmovie softwareの開発を試みた。実験指導担当の教官の指導上の必要性から、プリズムの屈折率を求めるための分光計による最小偏角の測定の題材において、実験装置の操作および望遠鏡観測のスリット像の移動という、同時に進行する2つの画像をmovie in movieの形で使用して学習者の理解を支援する方法を提案し映像化した。学生にとって初めて体験する事柄を含む実験を理解するために大きな助けとなることが期待される。
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