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火山災害による被害量の評価手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06558052
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 自然災害科学
研究機関日本大学

研究代表者

荒牧 重雄  日本大学, 文理学部, 教授 (60012895)

研究分担者 竹内 仁  国際航業株式会社, 地質調査事業部, 技師
塚本 哲  国際航業株式会社, 地質調査事業部, 課長
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
9,900千円 (直接経費: 9,900千円)
1995年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1994年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
キーワード噴火様式 / 災害評価 / 数値シミュレーション
研究概要

国土数値情報から得られる土地利用データとハザードマップを組み合わせ,火山噴火に伴う被害の事前評価の手法を研究することを目的とし,主として降下火砕物と火砕流の影響予測の数値シミュレーション手法を研究開発し,動的な火山のハザードマップとでも言えるような,災害予測システムの開発・試作を行なった.
1.降下火砕物および火砕流の数値シミュレーションを続行し,到達時間のマップ(火砕物の降り始めのマップ),層厚分布のマップ,粒度分布のマップ,噴出物の空間的な拡がりを断面で示したマップ,火砕流の流速マップ,推積物の厚さの分布マップなどを作成した.
2.被害の事前評価を行なった.国土数値情報,土地利用データなど民生資料の整理を行ない,自然ハザードの諸量と併せて総合的なリスクマップを多数試作した.
3.GISなどによるプレゼンテーション様式の検討,改良を行なった.カラーグラフィックの表現を試行し,防災対策上の効果を上げるようなシステムの設計を行なった.
4.浅間火山について,適当な特定の噴火条件を想定してシミュレーションを行なった.1783年鬼押出し溶岩流と吾妻火砕流程度の規模を想定し,北及び南側山腹斜面への推積物の展開について,到達距離,時間,推積物の厚さなどについて計算した.システムの総合的能力の検定を行ない,必要な改良についての検討を行った.
5.報告書の作成・印刷を行った.また実用化へ向けての製作者向け,ユーザー(防災担当者や住民)向けのマニュアルの試作を行なった.

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 荒牧重雄: "もし雲仙でピナツボ級の噴火が起きたら" 月刊,地球,号外(雲仙普賢岳の噴火). 15. 168-178 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 荒牧重雄・塚本 哲・竹内 仁: "火山災害による被害量の評価法" 火山.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 荒牧重雄: "近代世界の災害,火山災害" 国会資料編纂会, 415 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Aramaki, S.: "What will happen if an cruption occurrs at Unzen volcano with a magnitude of the 1991 Pinatubo eruption?" Tikyu. vol.15. 168-178 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Aramaki, S., Tsukamoto, S.and Takeuchi, H.: "Method of evaluation of the damage caused by volcanic disasters." Kazan.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Aramaki, S.: Volcanic Disasters.Kokkai-Shiryou-Hensankai, 415 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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