研究課題/領域番号 |
06558104
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
帯刀 益夫 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (10099971)
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研究分担者 |
堀内 正 第一製薬株式会社, 創薬基盤研究所, 所長
松居 靖久 東北大学, 加齢医学研究所, 助教授 (40241575)
矢内 信昭 東北大学, 加齢医学研究所, 助手 (80200525)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 19,500千円)
1996年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1995年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1994年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
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キーワード | トランスゲニックマウス / SV40T-抗原 / 造血幹細胞 / 始原生殖細胞 / 消化管上皮幹細胞 / 不死化 / トランスジェニックマウス / 多能性 / 分化誘導 / オンコジーン / 細胞分化 / 幹細胞 |
研究概要 |
(a)造血幹細胞の不死化(矢内) トランスゲニックマウスから樹立した骨髄間質細胞株をフィーダーとして純化造血幹細胞の増殖・分化系を開発した。この系は二つの経路(ミエロイド系列とリンパ球系分化)が用いる間質細胞により選別できる全く新しい幹細胞培養系である。 (b)始原生殖細胞の不死化(松居) フィーダーを用いた始原生殖細胞の培養系で、本来の始原生殖細胞の性質を残した細胞とES様に変化した細胞とをクロナールに分別できることを見出した。始原生殖細胞の不死化に用いるため、Oct3プロモーダーにつなげたc-kit及びそのリガンドS1遺伝子を導入したトランスゲニックマウスを作出し、またp53ノックアウトマウスとともに、始原生殖細胞の培養を行い不死化はしないものの増殖がより長期間維持されることを示した。 消化管上皮細胞の不死化(堀内) ts-T-抗原トランスゲニックマウスから胃粘膜上皮細胞の不死化に成功し、その粘液産生が増殖阻害時やT-抗原の失活で促進することを見出した。またアルコール等の胃壁障害モデルとして利用できることを示した。
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