研究課題/領域番号 |
06559018
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
安藤 正海 高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (30013501)
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研究分担者 |
鎌田 進 加速器研究施設, 教授 (70100815)
高橋 敏男 東京大学, 物性研究所, 助教授 (20107395)
並河 一道 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10090515)
若林 克三 大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (00029521)
青木 貞雄 筑波大学, 物理工学系, 教授 (50016804)
鈴木 芳生 日立製作所, 基礎研究所, 主任研究員
山本 樹 高エネルギー物理学研究所, 放射光実験施設, 助教授 (20191405)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 超高輝度放射光 / 挿入光源 / 加速器 / コヒーレンス / 空間コヒーレンス / 時間コヒーレンス / 筋肉小角回折 / フレネルゾーンプレート / 放射光 / コヒーレント光 / 超光輝度 / 主リング / サブミクロン / コヒーレント |
研究概要 |
1995年6月から3ヶ月かけてトリスタン主リング(MR)の軌道を一部放射光用に改造し直線部を生み出し,そこへ1周期4.5cm,120周期の永久磁石型アンジュレーターを設置した。このビームは90mにおよぶビームラインによってモノクロメーターに導かれた。さらに第一・第二結晶の落差4.5m、液体窒素冷却の第一結晶、レール長2.5mの第二結晶によってエネルギー可変の単色平行ビームが得られた。第3世代光源の先を行く7×10^<17>光子/秒(蓄積電流10mA)の超高輝度光源の作成を達成できた。エミッタンスは期待された値が5nmrad、実測は14nmradであった。ビームサイズが100m離れた地点で水平8mm,垂直1mm程度でありウォルター型の縮小光学系およびX線ゾーンプレートを用いてサブミクロンの単色ビームを作り各種応用実験が行なわれた。この5500Åのビームサイズは世界最小レコードであった。ここで得られる放射光が、極めて平行性の高いビームであることを利用して筋肉の小角回折が試みられ,子午線反射の数が今までの4倍以上に増えたことにより,より精密なモデル計算ができるようになった。今までの数ミリ秒であった時間分解能が1桁以上改善されたことも大きい成果である。エミッタンス決定は加速器との共同研究として位置づけられ,結晶光学系を利用した高精度の方法により精密測定が行われた。他に新材料創製の実験も試みられた。この他、第4世代コヒーレンス光源利用の科学として高輝度X線とレーザービームとのパラメトリックの散乱の観察も試みられ、強度相関の実験も成功裏に行われた。
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