• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

13世紀〜17世紀間の西欧哲学者における東洋思想・宗教の受容と解釈

研究課題

研究課題/領域番号 06610015
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 中国哲学
研究機関筑波大学

研究代表者

堀池 信夫  筑波大学, 哲学・思想学系, 助教授 (10091927)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1994年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードロジャー・ベ-コン / 経験の哲学 / 13世紀の東洋情報 / プラノ・カルピニ / ダ・クルス / デ・ラ-ダ / メンド-サ
研究概要

13世紀から17世紀までの西欧における中国哲学の受容の研究を行なったが、とくに中心となったのはロジャーベ-コンの哲学と東洋思想との関係であった。経験の哲学を説き、近代科学の哲学的先蹤となったベ-コンが、実は当時としては最新の東洋情報を知りうる立場にあり、そうして得た知見を彼の経験の哲学の論拠として大きく活用し、さらには東洋の思想の客観的合理性を称揚していることを明らかにできた。そのほかプラノカルピニからダ・クルス,デ・ラ-ダ,メンド-サまで、中国思想を西欧に紹介した人々の解釈の分析をおこなった。以上のことは、一部、科研費補助を受ける以前より下準備していたところもあり、この補助金によってそれらを原稿の形にすることを推進した。その結果11月ごろまでに完成した原稿については、平成7年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)を申請し、この補助金が許可されれば学術図書として刊行する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 堀池 信夫: "パスカルとイエズス会" 筑波中国文化論叢. 15. 63-101 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi