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インド新論理学派諸文献の言語哲学章主題別対照テキストの作成

研究課題

研究課題/領域番号 06610023
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 印度哲学(含仏教学)
研究機関九州大学

研究代表者

赤松 明彦  九州大学, 文学部, 助教授 (80159326)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード新ニヤーヤ学派 / 言語哲学 / シャブダ論 / タットヴァ・チンターマニ / ガンゲ-シャ / 言葉 / テキスト・データベース / 定義文
研究概要

1.ガンゲ-シャ作『タットヴァ・チンターマニ』の言語(シャブダ)章のうち、sabdapramanyavada,sabdankaksavada,yogyatavada,asattivada,tatparyyavada,sabdanityatavadaの各本文テキストをまず入力した。従来サンスクリットのテキスト入力用に、諸研究者および申請者によって開発されてきた各種分析プログラムは、いずれも韻文・韻律形式分析用のものであった。申請者は、専門テキストの多くが哲学文献の散文であることもあって、以前から散文形式のテキストの入力方法、およびキーワード検索プログラム等を用いたテキスト分析を模索してきた。今回は、当初、テキスト・データベースの統一形式について、関係する諸研究者と討議を重ねたが、標準化(とりわけ散文テキストに関して)への結論を得ることはできなかった。従って今回は、あくまで散文形式サンスクリット・テキストについての実験的・個人的な試みを行ったに止まる。
2.入力した本文について、まず単純な語彙索引を作成し、各語彙について使用頻度を確かめた。そのうちからキ-・ワード(200語)を選定した。次にこのキ-・ワードを含む「定義文」の抽出を行った。この作業はKWIC形式の語彙索引を作成するのとほぼ同じプロセスで可能であった。
3.今回は『タットヴァ・チンターマニ』本文の上記テキストのみの入力で終わったので、今回抽出した「定義文」による諸注釈文献各部分の主題項目別対照テキストの作成は今後の課題となる。しかし近い将来には、標準化を考慮したデータベースとして公開することが可能となるだろう。
4.バルトリハリの言語哲学の分析に上記の方法を応用して、論文発表した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 赤松明彦: "言葉は永遠なものか創り出されたものか-バルトリハリの場合-" 勝呂信静先生古稀記念論文集. xxx-yyy (1996)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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