研究課題/領域番号 |
06610175
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
太田 義弘 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (40078944)
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研究分担者 |
倉石 哲也 大阪府立大学, 社会福祉学部, 講師 (20234528)
横山 穣 (横山 譲) 大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (20244676)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ソーシャル・ワーク / ソーシャルワーク / 社会福祉実践 / 社会福祉援助技術 / 社会福祉方法論 / ソーシャル・ワーク援助 / 情報処理システム / 情報処理シミュレーション / 社会福祉方法 / ソーシャル・ワーク実践 |
研究概要 |
過去に積み上げてきたパイロット研究(精神障害者と家族援助)としてのソーシャル・ワーク援助過程におけるアセスメント方法の研究を手がかりにして、コンピュータを活用した参考になる研究業績を渉猟したが、有効な示唆を得た先行研究は皆無であった。そこで第一段階として、基礎的枠組みの再構築に相当の時間を費やした。第二段階として、その枠組みを具体化して先端科学の手法を導入し、エコシステムとしての人と環境をめぐる情報収集の共通パターン(総論的研究)の定式化に努めてきた。 本年度研究は、それに続く第三段階であるが、かなりな精力を科学的なソーシャル・ワーク援助への情報処理であるシミュレーション方法の基礎的研究に集中して費やし、研究成果報告書にもあるような一定の成果を収めたと考えている。 第四段階は、ソーシャル・ワークの多様な実践分野に対して情報処理シミュレーションの共通パターンの応用を可能にするため、特殊な実践分野からの成果をフィードバックした研究にも多大の時間をかけてきた。一方では積み上げてきた研究を実践分野から再検討し、中範囲概念ともいえる臨床パターン(各論的研究)の考察を遂行し、各論的分野に対応した高齢・児童・家族・障害・医療・公的扶助への特殊な実践場面に対応できる情報処理収集への理論的・方法的基礎を整備するとともに、それらを展開した情報処理シミュレーション方法の一応の試作を終了したところである。
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