研究課題/領域番号 |
06610207
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 宇部短期大学 |
研究代表者 |
福永 善秀 (福永 喜秀) 宇部短期大学, 家政学科, 助教授 (40218946)
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研究分担者 |
石井 武士 福岡教育大学, 障害児教育学科, 教授 (10036866)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
400千円 (直接経費: 400千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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キーワード | ハンディキャップ尺度 / 聴覚障害者 / ハンディキャップ / ハンディキャンプ状況 / 障害モデル / コミュニケーション行動 / オリエンテーション / THE HEARING MEASURE SCALE / 聴覚障害 / ハンデイキャップ / ハンデイキャップ尺度 / 障害の概念 / リハビリテーション / ディスアビリティ / インペアメント / デイスアビリティ |
研究概要 |
本研究は、WHOが国際障害分類で提唱したハンディキャップの概念とその尺度の問題を聴覚障害者の視点から解決するためにコミュニケーション行動の視点から障害モデルを構築し、さらに聴覚障害者のハンディキャップ尺度の作成した。 WHOが国際障害分類で提唱したハンディキャップ尺度は、特に、ハンディキャップの概念、さらにその対象が肢体不自由児者が中心であること等さまざまな問題が指摘されている。 そこで、本研究は聴覚障害者の社会生活機能を中心に聴覚障害によって生成されるハンディキャップの問題を評価し、その問題点を明らかにした。さらに聴覚障害者のために開発されたハンディキャップ尺度に関する研究を検討し、聴覚障害者の社会生活機能を総合的に評価するNoble, W.G.が開発したTHE HEARING MEASURE SCALEに補聴システムの評価を追加し日本修正版を作成し、聴覚障害者の社会生活機能の評価を行った。その結果をもとづき、ダイアク状況をコミュニケーション行動の視点から障害モデルを構築し、そのモデルにもとづきコミュニケーション行動の問題が生起するハンディキャップ状況を抽出した。ハンディキャップ尺度はこれら要素の相互作用をハンディキャップ尺度を作成した。 本研究は、ハンディキャップ状況で生じた相互作用の動的な特性をモデル化することが今後の課題である。
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