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教師の職務体制が子どもをめぐる学校病理に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 06610227
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関新潟大学

研究代表者

阿部 好策  新潟大学, 教育学部, 助教授 (70033587)

研究分担者 鈴木 賢治  新潟大学, 教育学部, 助教授 (30154537)
八鍬 友広  新潟大学, 教育学部, 助教授 (80212273)
岡野 勉  新潟大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 助教授 (30233357)
藤村 正司  新潟大学, 教育学部, 助教授 (40181391)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1994年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード教師 / 学校病理 / 多忙化
研究概要

新潟県の公立小・中および障害児学校に勤務する職員1,070名を対象として行い、40.3%にあたる432通の回答を得た「職員の教職活動に関する調査」(アンケート調査)について、昨年度は単純集計を行なったが、今年度はそれに続いてクロス処理を行なった。この調査の目的は、教員の「多忙」あるいは「多忙感」と言われるものの内実を明らかにし、それに大きく作用している要因を摘出することである。クロス処理を行なった要因は、回答者の属性に関する質問項目(性、年令、学校規模、学校種別、地域等)と「多忙(感)」に関連していると予想した質問項目(休日の部活出勤、平日の超過勤務、家庭への仕事の持ち帰りなどを尋ねた質問)、そして直接多忙感を問うた質問項目(「あなたは実感として多忙だと思いますか」)である。その結果、
1.多忙感と年令・性との関係については、男性の場合年令を経るに従って多忙感が小さくなっているのに対し、女性の場合は30代にピークが見られる(小学校)。
2.中学校の場合は、男性については小学校と同様であるが、女性の場合は年令を経るごとに多忙感は小さくなっている。ただし、20代での多忙感は男性よりもかなり高い点が小学校とは異なる。
3.家庭への持ち帰り仕事の量、雑務による超過勤務などについて地域によってかなりの違いが認められる。
などの点が明らかになった。今後、引き続いて同様の分析を行い、先に述べた調査の目的を達成したいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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