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国立学校の財務分析・評価に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06610266
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国立学校財務センター

研究代表者

久賀 重雄  国立学校財務センター, 研究部, 教授 (90259987)

研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード高等教育財政 / 国立学校財務 / 大学財務 / 国立大学の財務 / 私立大学の財務 / 国立学校特別会計 / 学校法人会計基準 / 自己点検・評価報告書
研究概要

1.私立大学の財務分析・評価の手法の理論化・系統化
私立大学の財務の分析と評価の方法と理論は,学校法人会計基準に従って処理された財務諸表を基に諸種の比率を導き出し,その財務比率に関する全法人平均値,同系統法人平均値,同規模法人平均値と,当該法人の値とを比較することによって行われている等の結論を得た。
2.国立大学の財務分析・評価のためのデータの収集・整備
国立大学の財務についても私立大学に関する学校法人会計基準に従った財務に関する諸表を作成するため,各国立大学の財務に関するデータの収集・整備を行った。
3.私立大学の財務分析・評価の手法の再構築
(1)各国立大学の財務に関するデータを学校法人会計基準に従って整理を行う,つまり,各国立大学を各学校法人と仮定してその財務に関する諸表を作成し,それを基に財務比率を導き出し,その値を,全国立大学平均値,系統別,規模別平均値と比較を行ったところ,ほとんど意義ある結論は出せなかった。つまり,私立大学と国立大学との財務の性格と構造の特質の違いを例証したこととなった。これは,そもそも各国立大学を各学校法人と仮定した前提に誤りがあったのか,あるいは,各国立大学の財務に関するデータから財務に関する諸表を作成する際,データの処理と加工に問題があったのか,今後の精細な検証を要する。
(2)今後は,前項の検証を行うとともに,国立大学の財務のデータの分析・評価について,まったく新たな観点から国立学校特別会計制度の実態に則した独自の分析・評価手法を創出する必要がある。そのためにはまず,各国立大学から出されている自己点検・評価報告書の中の財務の項についてその内容の分析を行うのが有効であると考える。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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