• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

地方における演劇興行や研究のための基礎調査-近代博多を中心として-

研究課題

研究課題/領域番号 06610413
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 国文学
研究機関久留米大学

研究代表者

狩野 啓子  久留米大学, 文学部, 教授 (90071795)

研究分担者 岩井 眞實  福岡女学院短期大学, 助教授 (00221789)
池畑 裕樹  久留米大学, 文学部, 助教授 (20258370)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード興行 / 演劇 / 歌舞伎 / 博多 / 福岡 / 近代 / 年表
研究概要

当該研究の研究成果報告書として提出する「博多興行年表稿」は、構築途上にあるデータベースの一部を年表形式で公開するものである。当該研究の目的は『博多興行年表』(仮題)編纂にあり、その刊行をもって最終的な研究成果の公開とする。現時点で未確認のデータがあること、データベースの形式に改善の余地があることなどから、本報告書では現在に至る研究経過を示すにとどめる。なお、『博多興行年表』の刊行は平成9年度を予定している。
本データベースは新聞記事を主たる典拠としている。一般に興行を裏付ける一等資料としてはまず芝居番付が考えられるが、地方における芝居番付は現存する点数がきわめて少ない。したがって、この種の調査研究事業の一つの範たる『近代歌舞伎年表 大阪編』『同 京都編』(国立劇場編、八木書店刊)においては番付を補う資料であった新聞記事を、ここでは唯一信頼すべき網羅的資料として扱わざるを得ない。
芝居番付の記載内容が地方にあっては大都市ほどの信頼性を持たないこともまた事実である。大都市にあっては一等資料であった芝居番付も、地方興行においては巡業出発時点の一座の状況を記したものにすぎない。むしろ当地の情報に明るい新聞記事が番付以上の価値を持つと考えられる所以である。
平成6〜7年度の2年間にわたり、研究補助者に依頼し、主として「福岡日日新聞」のマイクロフィルムを調査し、演劇関係記事を複写し、カード化する作業を行った。カード化した資料の点検と、データベースの完成が今後の課題である。

報告書

(2件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi