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朝鮮諺解本による中国近世語語彙の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06610419
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 中国語・中国文学
研究機関筑波大学

研究代表者

大塚 秀明  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (60168995)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード中国近世語 / 朝鮮諺解本 / 老乞大諺解 / 朴通事諺解
研究概要

〔研究の目的〕朝鮮諺解本である『老乞大諺解』『朴通事諺解』を中心に以下の二項を本研究の目的とした。
1.注釈部分(とくに被注釈語句ではない割注)の語彙・語法について中国語史の観点から研究を進めること。
2.注釈部分に引用された書籍について書誌学的考察を加え、引用語句の現行流布本との比較をすること。
〔研究実施計画〕上記の目的達成のため上半期と下半期に分け以下の計画をたてた。
1.上半期:『型世言』をはじめとする新資料の購入および二種類の諺解本の注釈部分の抽出と分類整理。
2.下半期:抽出部分の語彙・語法についての考察及び引用書籍の分類と引用語句の現行流布本との比較。
〔研究実績〕科学研究費補助金60万円は、新資料の購入や資料整理の謝金にあてることができた。
上記の1.については、わずかではあるが断片的な事項が新知と思われるが、当初の予想以上に作業がはかどらず芳しい成果が見られていない。引き続き研究を進める必要を痛感し、平成7年度科学研究費補助金の申請を提出した所以である。上記2.についても同様であり、現在すでに逸書となっているものについては諺解本に記載されているもので完結するが、先人の優れた研究がある『東京夢華録』などは別にして、ほかの書籍の調査は期待に反して進捗していない。現在までの成果としては、私家本であるが以下のものがある。
(1)『老乞大諺解・朴通事諺解注釈部分語彙索引』
(2)『老乞大諺解・朴通事諺解注釈部分引用書籍書名索引』
今後の研究は『索引』をもとに中国史研究に寄与できる充実した内容で公表を計画している。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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