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民族・エスニック集団の言語紛争データベースの作成と比較政治学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06620054
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関広島大学

研究代表者

松尾 雅嗣  広島大学, 総合科学部, 教授 (40106787)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード言語紛争 / 民族 / エスニック集団 / 紛争 / ナショナリズム / 文献目録
研究概要

本研究は、第一義的には、民族・エスニック集団間の「言語紛争データベース」を作成し、これにもとづいて、民族・エスニック集団間の紛争と言語の問題がどのような関わりを有するかを理論的に解明することを目的とした。その際、データベースとしては、言語紛争の事例ごとのイベント・データのデータベースを作成することを意図していた。しかしながら、すべての個別言語紛争に関して歴史、経緯、統計などのデータを収集整理することは少なくとも数年の期間を要するため、本研究においては、その前提として言語紛争を主題とする研究文献を収集整理し、言語紛争文献目録を作成した。これに続いて、民族・エスニック集団と、社会階層、社会階級を主たる対象として、単に社会集団間の紛争のみならず、紛争の最大の要因のひとつである集団間の不平等に着目し、集団間の政治経済社会的な不平等が言語の差異あるいは言語間の不平等として理解される事例を加えて、言語的不平等と言語紛争を主題とする研究文献の文献目録を作成した。この二つの文献目録は、現在印刷中であり、近く刊行される。また、研究代表者作成の簡易文献検索システムにより検索可能であり、またMS-DOSテクストファイルあるいは英文ワープロソフト(WordPerfect5.2J)対応の形でも他の研究者に提供される。これらの文献目録は、決して完全かつ網羅的であるとは言えないが、今日までのところこのようなテーマに関しては国際的に見ても唯一のものである。今後この二つの文献目録をさらに充実するとともに、所期の目的である言語紛争データベースの作成にも着手する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Masatsugu MATSUO: "A Bibliography of Language Conflict:A Preliminary Version" 広島平和科学. 17(印刷中). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Masatsugu MATSUO: "Language Inequality and Conflict:A Research Bibliography,1970-(IRS Research Report No.18)" 広島大学平和科学研究センター, 印刷中(約165頁) (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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